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ETS公式 TOEFL iBTテスト対策アプリ “TOEFL GO!” とは?

TOEFL Go! は、TOEFL 試験作成者である ETS による唯一の公式 TOEFL 試験対策アプリ。

TOEFL GO!
以下、アプリが提供するものです。

1) Free sample questions for all 4 sections on the TOEFL test
2) Useful tips and resources
3)In-app purchases of Reading, Listening, Speaking, and Writing authentic practice tests
4) Scores provided by ETS within 24 hours

 

これらの4項目それぞれに対して私の見解を書きます。
今回の「その1」は最初の “Free sample questions for all 4 sections” について。

 

1)全4セクションの無料サンプル問題

 

Reading:

1パッセージだけ。”Ancient Rome and Greece”(TPO7, Quick Prep Vol. 4)

また14問中12問のみ。挿入問題(Insert Text Question)と要約問題(Prose Summary Question)はなし。
技術的にアプリに入れることができなかったか。

 

Listening:

1題

Conversation 1題のみ(TPO8, Quick Prep Vol. 3)
Lectureなし。

 

Speaking:

Task 2 の出典に関しては次回のブログ記事で扱います。

Task 4(TPO8, Quick Prep Vol. 2)

Task 1, 3, 5, 6の問題はなし。

 

Writing:

Integrated Task “Altruism”(OG Test1)

Independent Task “Television advertising”(TPO8, Quick Prep Vol. 2)

 

※ SpeakingとWritingに回答しても、無料サンプル問題終了後、スコアは出ません。
(スコアが出るのは有料版のみ)

 

私の結論:

やる必要なし。
問題数は少ないし、使い勝手が悪い。
PC上でも読みにくい問題をスマホ画面に収めるのは厳しい(ReadingとWriting)。
Quick Prep をやった方が問題数が多くていい。

しかしTOEFLについて全く知らない人が「TOEFL iBTってどんな問題?」とやってみるにはよい。
一部ではあっても、どのような感じの試験か手軽に分かる。

このブログを読んでいる人にはそのような方はいないでしょうから、無料のサンプル問題はやる意味はありません。

 

感想:「ETSの良くないところがでちゃったな」

Integrated Writingの”Altruism”の問題は、OGのTest1(p.264)と同じなのですが、この問題、現在の本試験の傾向と合っていません。

 

では、本試験の傾向と合っていない問題が「最新のアプリ」で使われている理由ですが、この問題に対しては、解説、エッセイサンプル、エッセイに対する採点官のコメントがそろっているからと思われます。
(ちなみにOffiical Tests(赤い本)Vol. 1 & 2内の10個のIntegrated Writingの問題に対して、エッセイサンプル、採点官のコメントがあるものはありません)

 

しかしOGのTest 2, 3のIntegrated Writingの問題は、本試験問題の傾向と合ったものであり、解説、エッセイサンプル、エッセイに対する採点官のコメントもそろっているので、新たに解説を作るのが手間ならTest 2, 3いずれかを使えばよかったのではと思うのですが。

 

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