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留学準備としての英語力アップ その2 ~ Reading編

先日、留学準備としての英語力アップ その1

 

「留学したとき、どのような場面で英語を使うことになるのかをまずイメージし、思い浮かべた場面場面の中で自分にとって最も重要なものを決めることから始めましょう。」

 

とお伝えしました。

なんとなく「英語力を上げたい」と思っても、散漫な学習しかできないものです。

まずは「留学中、英語を使う最も重要な場面」を決めることで、何を優先的に取り組むべきかが決まります。

 

例えば、「クラスで積極的に発言できるようになる」ことが最も大切であるとしましょう。

「じゃあ、ディスカッションのためのSpeaking力を鍛えるにはどうしたらよいか?」

と思われるかもしれません。しかし、実際に話す前には

 

ディスカッションのトピックであるテキストや記事、論文を読んで理解するReading力

先生からどのような意見を求められているのか、他の生徒はどのような発言をしていたのかを理解するListening力

 

が求められます。

具体的な場面を意識することで、なんとなく「もっと話せるようになればいい」という話ではないことが分かりますね。

 

今回は、留学で求められるReading力をどう高めるかに関して。

Readingに関しては、その他のListening、Speaking、Writingというスキルと比べて、不安を持っていない方も多いでしょう。

しかし、現実には大学、大学院が始まると、明日までに何十ページと読まなければならないという状況になります。

 

日本語であれば、専門的な内容であろうと数十ページくらいたいしたものでありませんが、これまでA4サイズ1ページくらいのTOEFLのパッセージに四苦八苦していた方には、専門的な内容のものを数十ページも読み進めることは確実に困難になります。

授業ではReadingの課題に関する発言が求められることが多いので、読み終わっていないと授業に全く参加できなくなってしまう危険性があります。

ではどうしたらよいか?

 

1つは、実際に授業が始まる前にテキスト等を入手し、事前に読み進める。

自分が取りたいコースで指定されるテキストや指導教授が書いた書籍を、留学開始前の比較的時間があるときに読んでおけば、留学後慌てなくて済みます。

 

ではテキストを入手したとして、どのように読めばいいか?

まずは辞書をあまり使うことなく、ひと通り読み終えることをお勧めします。

分かりにくい部分は飛ばしましょう。

テキストや記事、論文には、内容のまとめが書いてあることも多いので、まずは、まとめだけ目を通してもいいでしょう。

 

この段階で避けたいのは、途中で挫折してしまうこと。

とにかくひと通り読み切ることで、だいたいのイメージがつかめます。

内容のイメージが最初に持てれば、再度読み進める際に、理解しやすくなります。

英語の映画・ドラマを字幕なしで見る時、事前にあらすじを大まかにでも知っていると、聞き取れない表現が多くても、全体的な話は理解できるものです。

ひと通りざっと目を通した後は、再度、今度は重要そうなところにアンダーラインを引いたり、自分の意見・感想を書き込んだりしながら読みましょう。

(もちろん最初からこのようにして読んでもOKです)

 

2回目においても、知らない単語をすべてチェックしなくてもいいでしょう。

繰り返し使われるもの、どうしても意味を理解したいものは調べながら読み進める。

分厚いテキストであれば、全部読む必要はありません。

授業で使用する範囲を事前に指導教授や職員に聞いてもいいでしょう。

または自分の興味のあるところだけでも読んでおくだけでも、かなりなアドバンテージになります。

授業開始前のReadingの準備としてはこのくらいで十分です。

 

あとは、またそれぞれのクラスの前に課題の範囲を再読することになります。

授業開始前に多くの書籍、論文を読んでおくことにより、自分が学ぶことになる分野で求められる背景知識、その分野でよく使われる専門用語、またある程度のスピードを保ちながら読み進めることによって得られる英文処理速度の向上を図ることができます。

まずは留学先でどのような書籍を読むことになるか調べましょう。

 

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