WebTOEFLの特徴(Listeningコースから開講 その2)
先週金曜日にiBT TOEFLにおけるListeningの関わりの割合の大きさから、現行のiBT試験でのListeningの重要性をお伝えしました。
今日はWeb TOEFLがListeningプログラムから始めるその他の理由を説明します。
詳しくは後日書きますが、iBT TOEFLで高得点を取るためには高い単語力が求められます。
私は以前の試験の形式よりもより高い単語力が必要になったと思っています。
では単語力を上げるために何をするのがベストかというと、単語集もいいのですが、やはり問題を通して、その問題で使われている単語の意味を覚えていくのがより記憶に定着しやすい方法と言えるのではないでしょうか。
Listeningの問題の中に使われている単語なら、問題の音声CDを繰り返し聴けば、その都度、単語の復習にもなります。
Listeningの問題の中で使われている単語は、Readingの問題の中に登場するものより、全体的にはやや易しいので、単語が苦手と言う方は、まずListeningの問題を通して単語力の増強を図るのが効率的と言えます。
またListeningの問題を使用しての学習により、英文への慣れを養い、正しい発音を身につけることができます。
その結果、Reading、Speaking、Writingのスコアアップにつなげることも狙いとしています。
ただ、問題を通して単語を覚えるということには通常、2つの難点があり、ひとつは問題の中に出てきた意味の知らない単語を自分で調べるのに時間がかかることと、もうひとつは自分で調べた意味が正しくない可能性があるということです。
Web TOEFL Listeningプログラムではこの問題を解消するため
に、テキスト(Delta’s Key to the Next Generation TOEFL Test, Advanced Skill Practice、Listening分冊)の問題99題に対して
単語リストを用意しています。
また難しめの文法項目や分かりにくい専門用語に対しては解説があります。
Web TOEFLは「最終的には100を取りたいが、まだスコアは50点以下」という人もサポートするために、易しめの単語でも、意味を知らない人がいるかもしれないと思われるものは、リストの単語と意味を掲載しています。
単語リストは、最終的に2800語を超える予定です。
この単語リストや、専門用語や文法の解説があるだけでも、大幅な学習の効率化につながるはずです。
Web TOEFLがListeningプログラムの教材として上で紹介したDeltaのListening分冊を採用した理由は後日お伝えします。
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