1ヶ月で20点アップ! 68 → 88!でも …
ウェブトフルの受講生のTさんからスコアアップ報告をいただきました。
Tさんにはメール文面およびTさんの紹介内容の掲載に快諾いただいています。
Tさん、改めて心より御礼申し上げます。
Tさん:
目標スコアは80点以上。
TOEFL対策を開始したのは2014年12月末。
88点獲得により、TOEFL対策は終了。
TOEFL本試験受験は2回のみ。
2015年3月7日(初回) R 18, L 17, S 15, W 18, Total 68
2015年4月12日(2回目)R 28, L 22, S 17, W 21, Total 88
Tさんが受講されたのは以下の3コース:
Listening Delta 18 Dayコース(2014年12月末から)
Reading Delta 18 Dayコース(2015年3月半ばから)
InTegrated Writing 4 Dayコース(2015年3月半ばから)
まずは1ヶ月で20点アップ(68 → 88)を達成したTさんからいただいたスコアアップ報告メールをご一読ください。
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Web TOEFL様
こんにちは、受講生のTと申します。
勉強期間3ヶ月、そして2回目のTOEFL受験で無事目標である80点を超えることができたことをご報告いたします。
スコアは、
R:28 L:22 S:17 W:21 Total:88
でした。
葛山先生を始めとした先生方、スタッフの方々に御礼申し上げたいと思います。
勉強期間2ヶ月ほどで受けた一回目の受験はさんざんなものでした。
R:18 L:17 S:15 W:18 Total:68
一回目ということもあり、緊張に飲まれ気づいたら試験が終わっていました。(葛山先生がおっしゃった通り早めに一度受験したほうが良かったです)
一回目が終わるまでは苦手なListeningのみをWeb TOEFL様の教材で勉強して他のセクションは市販の本で行っていました。
ただ、この結果を受けてこのままではいけないと思い、足を引っ張ったReading, Integrated Writingのコースを申込みました。
結果として2回目の受験では、ここで学んだ解法を用いて効率よく問題を解くことができました。実際Readingでは時間が余ったほどでした。
振り返ってみると、ReadingとListening 18dayコースはすべての日本人TOEFL受験者は必聴と思いました。いわゆる受験英語が得意だった自分にとって一回目のReadingの点数はショックであり、また10点アップしたのは18dayコースによるものがかなり大きいと思います。
本当にありがとうございました。
Web TOEFL様のますますのご発展をお祈り申し上げます。
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Tさんの報告を受けて
「皆さんもTさんのように1ヶ月間での20点アップを目指しましょう」
とは言いません!
過去にも同じようなスコアアップを達成された方は、ご報告をいただいている限りで何人もいらっしゃいます。
しかし、Tさんのようなケースは例外的であり、多くの方が目指すべき目標ではないからです。
まずどのように20点アップしたのかを確認しましょう。
TOEFL本試験受験は2回のみ。
2015年3月7日(初回) R 18, L 17, S 15, W 18, Total 68
2015年4月12日(2回目)R 28, L 22, S 17, W 21, Total 88
Reading 10点、Listening 5点、Speaking 2点、Writing 3点のアップ。
ここで注目すべきは68点を取ったのは初回の試験であること。
初めてTOEFL試験を受けたときに、その難易度、形式、環境に面食らい実力が十分に発揮されない方が多いのです。
結果、実力よりも低いスコアになりやすい。
Tさんも「一回目ということもあり、緊張に飲まれ気づいたら試験が終わっていました。」とおっしゃっています。
よって、Tさんの初回受験時の実力は68よりも高かったと考えられます。
推測でしかありませんが、Reading、Listeningを合計して数点くらいは上だったのではないかと。
そう考えると、1ヶ月でのスコアアップの幅は20点というよりは、実際のところは15くらいだったのかもしれません。
しかし、それにしてもReadingは2回目では28点と初回と比べて10点アップしています。
ここで Tさんの背景を紹介します。
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8年前のセンター試験英語の点数は9割程度。
4年ほど前に受けたTOEICでは700点弱。
3年前に半年だけ、週1回1時間、英会話を習う。
3ヶ月前から現在まで、週1回1時間半、英会話学校に通っている。
月に4-5本、10-20ページの専門分野の英語論文を読む。
毎日時間がある時に10-30分間、JAPANTODAYのニュースを読んでいる。
1週間の学習時間:
仕事がある日は2時間。休みは6時間ほど。
1週間では22時間くらい。
ウェブトフルのコース受講以外は、市販のTOEFL対策本(和書)数冊とTOEFL単語本に取り組む。
Deltaコース終了後、試験直前のListening対策としてOfficial TOEFL iBT Tests with Audioを使用。
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上記のTさんの背景から、Tさんは普段から積極的に、また仕事でも英語との関わりを続けていたことが分かります。
英語論文を読む機会もあり、また英語ニュースサイトを毎日読んでいます。
そうやって培った英語の読解力があったからこそ、TOEFL対策を学ぶことによって、Readingの成果としてすぐに現れたと考えます。
Readingが18点と言っても、初受験で実力を発揮できなかった結果の18点と、4度目の受験でこれまでいつも18点前後では、取るべき対策が異なる場合があります。
2回目の試験では理解しやすいトピックばかりだったということもあり得ます。
仮に3回目に受験したとして、その時のReadingスコアが25点であっても驚きはしません。
スコアは毎回上下するものですし。
仮にTさんが100以上の獲得を目指した場合、今後のスコアアップに苦労されるかもしれません。
100以上獲得となると、Listening、Speaking、Writingを大幅に伸ばす必要があるので。
Tさんはお忙しく仕事をされながらも、平日2時間、休日6時間を主にRL対策に費やしてきました。
短期間で大幅なスコアアップをされる方々は皆、それなりの時間TOEFL対策に取り組んでいると言えます。
ということで「1か月後のTOEFL試験で20点スコアアップ」の背景についてお話をしました。
なぜわざわざ背景について説明しているのか?
TOEFL対策において、そのぐらい期間で大幅なスコアアップ達成が可能と考えていただきたくないからです。
なぜなら目標スコア獲得に失敗することになるから。
このブログでは多分100回くらい繰り返し書いてきたと思いますが「TOEFLは簡単にスコアが上がる試験ではありません。」
例えば、TOEFL 68点の人が英語圏の大学で正規留学 or 語学留学を開始したとして、その1年後に88以上が取れるのはほんの一握りです。
毎日英語漬けの毎日を送ってもそんなものだったりします。
これまでスコアアップ報告において、過去のスコアすべてを掲載させていただいているのは、 最終的に目標スコアを獲得された方々でも、かなりの期間苦労して取り組みながら、また毎日それなりの時間を費やして高得点を獲得された現実を知っていただきたいからです。
TOEFLは楽な試験ではありません。
特に高得点獲得を狙うなら、中途半端にやってもうまくいきません。
それなら、やめて別の道を探求した方がいい。
人生を切り開くためにTOEFLの大幅スコアアップが必要ということなら、できるだけ早めに本格的な対策を始めましょう。
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