夏をどう過ごすか?
今日はTOEFL iBT試験日でした。
本日受験した方、お疲れさまでした。
(ある会場のある部屋では、システムエラーにより試験が行われなかったというご報告をいただいています。受験できなかった方は受験した人よりもお疲れのことと察します)
ここ3週間、毎週試験が行われましたが、次回の試験は8月22日(土)、その次は8月30日(日)です。
次の受験まで2、3週間あります。
8月中に目標スコアを獲得する必要があるという方は、夏休み・お盆休み等を利用して学習時間の確保に努めましょう。
現在、私のもとにウェブトフル受講生の皆さんから7月25日のiBT試験の結果のご報告と今後の学習の相談に関する多くのメールが届いています。
すでに返信した方々もいらっしゃいますが、まだ返答がないという方は明日か、遅れても明後日の月曜日までに回答しますので、もうしばらくお待ちください。
さあ、8月に入って1週目が経ちました。
8月中に最終的な目標スコア獲得や次のステップの目途となるスコア獲得を目指している方は多いはずです。
しかし7月25日の結果や、先週や本日の受験の感触から、目標スコア達成が難しく、今後のスケジュールの変更を考慮している方もいらっしゃるでしょう。
「TOEFL iBTは簡単に高得点を取れる試験ではない」
とこれまで繰り返しお伝えしてきました。思ったようにスコアが伸びないというのはあなただけではありません。私の経験からほとんどの方の「スコアアップ予定」には希望的な要素が大きく加味されているため、実際にその予定通りにならないことが多いのです。
しかしだからといって、「スコアアップの予定に希望を入れるな」ということを言っているのではありません。
予定は希望・期待を加味してたてるべきです。
希望・期待があってこそ、モチベーションが生まれ、集中して学習に取り組めます。
ただ、予定はあくまで予定であり、その通りにならないことが多いのは当然です。
そして、予定通りにならなかったときの対処に将来の成功がかかっています。
<8月22日や8月30日に目標スコア獲得を目指している方へ>
現在目標スコアまでもう少しという場合
時間は潤沢にあるわけではありません。
限られた時間でのスコアアップのためには、セクションを絞った取り組みが大切です。
またこれまで取り組んだ教材がしっかりと消化・吸収されているのか確認しましょう。
例えば、かつて取り組んだReadingやListeningの問題をゆっくりと読み、訳そうと思えば訳せるくらい理解ができているか?
問題を解いた時は、パッセージの理解が浅く、実は細かい内容は分からないまま、その問題への取り組みを終えるという方が多く見られます。
同じ問題を解き直した時に、間違いが目立ったり、内容の理解や設問の回答につっかえるようであるならば、要注意です。その問題から十分な消化・吸収が行われなかったということです。
今後の2、3週間では、新しい問題を解いて、解法の感覚を磨き、自分の実力の足りない点を明らかにすることによって刺激を受けながらも、これまで解いた問題の復習を行い、意味を理解しながら読めたり、聞けたり、求められる回答レベルで話せたり、書けるかを確認し、できないようであれば、ひとつひとつの問題をつぶしていきましょう。
目標スコアまでまだまだという場合
今後のスケジュールの見直しが必要かもしれません。
来年秋からの留学に備えて準備している場合、今年の夏までにTOEFLで目標スコアを取れればそれに越したことはないのですが、実際に、出願書類を提出する時期や書類を提出した後に、TOEFLを受け、スコアを報告したり、アップしたスコアを差し替えたりして合格している人も多いのです。
明らかに無理と思われるスケジュールを立て、奇跡を起こそうとするよりは、希望や期待を込めながらも実現可能なスケジュールで取り組んだ方がより着実に実力を上げられます。
先ほどの例で話せば、焦ってただ問題を解くだけでは実力の向上をあまり期待できません。スポーツでも試合ばかりしているだけでは上達しません。試合(問題)を通して見つかった弱点克服への取り組みが何よりも大切です。
現実的なスケジュールの立て直しによって、もう一度自分の取り組みを見直しましょう。
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