WebTOEFLの特徴(テキストのDeltaに関して)
Web TOEFL Listeningプログラムは、テキストとしてDelta’s Key to the Next Generation TOEFL Test, Advanced Skill PracticeのListening分冊(CD付き)を使います。
このListening分冊とは、もともと4つのセクション(Reading, Listening, Speaking, Writing)が一緒になっていたDelta’s Key to the Next Generation TOEFL Test, Advanced Skill PracticeのListeningセクションだけが1冊に分かれたものです。
このDeltaのListening分冊をWeb TOEFL Listeningプログラムのテキストとして採用した理由は以下になります。
(合冊のものを使用する場合は、音声CDを別途購入する必要があります。Listening分冊は、合冊のpp. 201-284, 460-465の部分を1冊にまとめたものです。合冊の内容のほとんどをGoogleブック検索で見ることができます。 )
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話のスピードが本番試験に近い。
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話の内容の難易度が本番試験に近い。
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問題のタイプやポイントが分かりやすく分類されている。
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問題数が全99題と多く、さまざまなトピックに触れることができる。(設問の数は318問!)
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短めの内容の問題が多いため、問題数が多くても進めやすい。
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問題それぞれに対する解説があるため、間違った問題のポイントを確認しやすい。
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Listeningだけの分冊があるため、持ち運びがしやすい。
それに対して、この問題集の弱みは「設問(選択肢)の難易度が本番試験と比べると易しい」「多くの問題の話の長さが本番試験と比べると短い」と言えます。
しかし、
「設問(選択肢)が易しい」「話の長さが短い」
といった特徴は、
「問題をどんどん進めやすく、多くのトピックに触れることができる」
「ちゃんと内容が聞き取れていれば正解できるので、自分の聞き取り力を確認しやすい」
といった利点に変わります。
(本番試験と比べると易しい部分はありますが、Listeningで25点ある人でも、得るものは多いはずです。Listening高得点獲得者にもお勧めです。)
Listening力強化のためには、Deltaで学習を始め、実力を高めた後、TOEFLを行っている団体のETS作成による公式ガイド(the Official Guide to the New TOEFL iBT)で、本番試験と同じ難易度の設問や話の長さに慣れるのが一般的なベスト・ソリューションと言えるでしょう。
「まずはListening力を確実に上げる。そして他のセクションへの基盤を養成する。」
これがWeb TOEFLがお勧めする目標スコア獲得への近道です。
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