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学習のバランスをどう取るか?

2009.10.01

今日から10月ですね。

来年の秋からの留学を希望する人は、TOEFLだけではなく、GMATGRE、出願書類作成と忙しい時期になりました。

そしてテストのスコアアップが難しくなるのがこの時期。

 

理由は単純です。

TOEFLであれ、GMATであれ試験対策にかけられる時間が以前よりも少なくなるからです。

 

「そんな中でも結果は出さなければならない!」

分かります。

でも現実を見据えなければなりません。

 

例えば、TOEFL対策、GMAT対策、出願書類作成の3つを同時期に並行して行っていたとしましょう。

MBAを目指す人は、仕事も忙しいので、会社派遣で通常業務を外されて留学準備を行っている人以外は、毎日、限られた23時間をやりくりしなければなりません。

 

出願書類をそう遠くない期日までに書き終えなければならない状況の中、TOEFLGMATも大幅なスコアアップを達成するのは難しいのが実情です。

(「無理!」とは言いません。しかし、可能性の低いものに基づいて計画を立てるのは健全ではありません)

 

ではどうしたらよいのか?

お勧めは、

 

取り組まなければならないものそれぞれに優先順位をつけ、その順位の高いものに時間を多くかけ、結果を出す。

 

言い換えれば、

 

遅らせることが可能なものは、後にする。

 

例えば、今GMATの予備校に通っているのなら、GMAT対策を学習の主とし、予備校で求められる課題を確実に消化する。

その場合、必然的にTOEFLに多くの時間をかけられないため、TOEFL対策では特に伸ばしておきたいセクション1つか2つを選択し、学習を継続する。

 

TOEFL本試験を受験する際は、対策をしている12セクションで結果が出るかだけを気にする。結果が出なくても慌てず、「現在は、結果が出るまでの準備の過程」と考え、取り組みを継続する。

 

MBA志望の方にとっての理想は「現在、TOEFLGMATも目標スコアを取り、出願書類も完成し、ファーストラウンドの応募準備完了」という状況ですが、それができている人は多くはありません。

 

多くの方は、この時期、TOEFL対策、GMAT対策、出願書類作成を抱えながら取り組んでいます。

そのどれに対しても少ない時間しか取り組めていないのなら、どれも結果を期待できません。

 

先に終えなければならないものはどれか?

先延ばしにできるものはどれか?

 

自分の出願スケジュールにおいて様々な可能性を考え、判断すべきです。

 

この時期に行うのがベストと考えるものへの対策に、限られた時間資源を投下しましょう。

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