継続的な学習の重要性に関して(その1)
前回、私の人生初ブログの最後で「負荷をかけすぎない形で続けていけたら」と書きましたが、TOEFL学習においても、負荷をかけすぎずに継続することは極めて大切です。
ほとんどのTOEFL学習者は目標スコア獲得まで数か月はかかります。
最初の1、2ヶ月はガムシャラに頑張っても、その後頑張りすぎの反動でまったくやらなくなってしまったら、1、2ヶ月間必死に身につけたものも、失ってしまいます。
「継続しないと実力が落ちる」ことに関しては非常に重要なことなので強調させて下さい。
以下、MBA留学を目指している方でよくあるケースです。
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TOEFL学習を頑張り、90点前半まで来た。
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TOEFLでの目標スコアである100点以上までもうすぐだから、GMATの対策を始めた。
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GMATの対策がもともと想定していたよりも、大変と分かり、日々の学習がGMAT中心になった。
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TOEFL本試験の受験は定期的に行っているものの、GMAT対策が始まって以来、学習時間が十分に取れなくなった。
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獲得したTOEFLスコアは以前に取った90点前半をなかなか超えず、逆に下がってしまった。
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TOEFLが100以上にならないと、目指す学校が求めるスコアに満たないので、
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GMATの講座が一通り終わった後に、TOEFLに重きを置いた学習スケジュールへと変更し、最終的にTOEFLで目標スコアを達成した。
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TOEFLは目標スコアに達し、GMATの学習に戻るが、こちらもある程度の期間、離れていたのでもう最初から確認し始めた。
長々と書きましたが、かつて継続的に学んだものでも、それなりの期間離れてしまうと、学んだものの多くを忘れるという極めて常識的なことを、多くの方が見過ごしています。
2か月前に学んだこと、読んだ本の内容をどれだけ覚えていますか?
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