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TOEFL iBT OG 5th Editionでの変更点詳細 その5

2018.02.04

TOEFL iBT OG 5th Editionでの変更点詳細 その4(2017年1月17日)

 

の続きです。今回は TOEFL iBT Official Guide 5th Editionの

 

3.Listening Section (pp. 119-163) 

 

での変更点について。

ここでは取り上げるべき大きな変更点が2つあります。

 

A)「リプレイ問題」は、必ず問題セットの最後で問われるようになった。

 

ちょっと何を言っているか分かりにくいかと思います。
でも先に言っておきますが、この変更点、一切気にする必要はありません。

 

でも大幅に変わったところの話なので、説明はします。
「リプレイ問題」とは、話の一部を再生して、その内容について問う問題。
TOEFL Listening対策に取り組まれたことがある方なら分かっていただけるかと思います。

 

Listen again to part of the conversation/lecture. Then answer the question.

 

の後に

 

・What does the professor imply when he says this?
・Why does the student say this?
・What does the professor mean when she says this?

 

というような形で問われる、あのタイプの問題です。

 

Listeningセクションの問題数は、Conversationの後には5問、Lectureの後には6問と決まっています。
そして、本試験でリプレイ問題が出題されるとき、Conversationなら5問目、Lectureなら6問目に出てきます。
(リプレイ問題が1問だけ出題される場合)

 

ところが Official Guideの4th Editionでは、リプレイ問題が2、3、4問目で出題されたものも多かったのです。
これが5thになって、リプレイ問題は本試験同様、Conversation、Lectureの後に続く5-6問の問題セットの最後で問われる構成になりました。

 

ここでの出題される問題の順番は受験者には関係ないので、忘れていただいて結構です。

 

続いて、もう一つの大きな変更点。

 

B)話の最中でPC画面上に現れるはずの「学問分野」や「専門用語」が表示されるようになった。

 

具体例として以下をご覧ください。
ともにListening Section、Practice Set 4の問題ページです。

 

(4th Edition)

TOEFL OG L PS4 4th

 

 

(5th Edition)

TOEFL OG L PS4 5th

 

上の2つのページを見比べると分かりやすいと思うのですが、4th Editionのページでは、話の学問分野である “Astronomy” そして、本試験であればPC画面上に現れる多数の数字などの表示が一切ありません。
(上記のものは一部。5thではその後 2ページに渡って、画面に表示される数字や用語が掲載されている)

 

だから 4thでこの問題を解くとき、問題音声だけを聞いても非常に分かりにくいのです。

 

私たちのListening OGコースではこの問題を授業内で扱い、5thで掲載されたこれらの数字や用語を画面に表示しながら解いていただいていますが、4th EditionのOGでは表示がまったくないため、何がどのように現れるかはレクチャーを聞いているときに分からないままだったのです。

 

ここは5thになっての大きな改善点と言えます。

 

その他に細かな変更点がいくつかありますが、取り立てて知っておくべきことではないので、今回はここまでで終了とします。

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