継続的な学習の重要性に関して(その2)
人は以前にできるようになったこと、学んだことに関して、その後かなりの期間がたった後でも、それなりにできると思いがちです。
私も高校でやっていた柔道を、その後の20年以上まったく行っていなくても、今でも当時と同じくらいのパフォーマンスができるという感覚を持っています…
しかし、そんなことは無理というものです。
冷静になって考えれば分かります。
話は少し脱線しますが、私は大学時代、マンガの「ナニワ金融道」に触発され、法律を知らないことが招く人生の失敗を避けなければならないという危機感を抱きました。
そして社会学専攻にも関わらず、法律を勉強しようと決め、ただ勉強しようというだけでは続かないので行政書士の資格試験にチャレンジすることにしました。
半年後の行政書士試験で合格したものの、もともと開業するとか法律関係の仕事に就こうとはまったく考えていなく、その後法律とはかかわりがなかったため、今では全くと言っていいほど学んだことを覚えていません。
TOEFLの学習は、ほとんどの方にとって半年以上の長丁場です。
(TOEFL対策を始める前から、もともとの英語力が目標スコアを取るのに十分に高いという方は別ですが)
途中で止まるとそれまで学んだものを忘れ、かつ再開するときは以前に学んだものを改めて確認する時間が必要となります。
TOEFL学習を維持可能(sustainable)な形で継続的に取り組むことが、目標スコアを獲得するために重要です。
TOEFL学習の時間確保の障害となるものを減らして、無理のないTOEFL学習計画を立て、計画の実行が難しい場合は、量を減らしてでも継続的に取り組めるようにしましょう。
ということで、このブログにおいてもsustainableな形で継続することが大切だと思いますので、時には計画を見直しながら、無理して続かなくなることがないように続けていくつもりです。
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