100を獲得した受講生の方から報告をいただきました
3月13日の試験で100を達成された受講生のNさんから、これまでの対策の報告をいただきました。
Nさんは12月からListening Deltaコース、1月にListening OGコース、Reading Deltaコース、2月にWriting添削Aコース、Reading OGコースの受講を開始。
今回100獲得のご報告をいただいた際、ブログの読者の皆さんに、これまでの対策の内容を簡単にお知らせいただけるようお願いし、書いていただいたものです。
Nさん、わざわざ時間を取っていただき、深く感謝申し上げます。
以下、Nさんに書いていただいたものをそのまま掲載します。
是非、提供させていただきます。
2009年年末より、WebTOEFLのReadingとListening中心にTOEFLの学習を始めました。
RLの日々の勉強としては、毎日の単語習得と、上記講座の指示通りの復習、あとは海外の問題集を、講座どおりの解法を使って解くということです。
特にListeningは、自らの弱点でもあり、1月、2月は20点付近をさまよっていたため、復習を徹底して行いました。また、問題文だけ抽出された音声は意味を理解しながら繰り返し聞くようにしました。
また、Readingは、頭の中で単語を読みながら文章を読む癖があり、速読力がなかったのですが、葛山先生にメールで何度も質問し、対処法を教えてもらい、次第に早く読めるようになりました。
上記を継続するうちに、3月のTOEFLにおいて、ギリギリですが100に到達することができ、RLともに25を突破することができました。
講座の内容だけに関わらず、色々と励ましていただいた葛山先生には本当に感謝しています。
ご参考までに点数の推移を以下のとおり掲載いたします。
2010年1月→2010年2月→2010年3月
R 25→28→26
L 20→20→27
S 18→20→20
W 18→24→27
Total 81→92→100
以上
「速読力がなかったのですが ...対処法を教えてもらい」とあります
が、私からNさんに送った速読に関するアドバイスを下にコピーします。
「頭の中で単語を読みながら文章を読む」ことは、それで意味が取れているのなら、TOEFL Readingとしては問題ありません。
Readingセクションでは特に速読の必要はないからです。
ゆっくりであっても、読んだときに意味が取れるのなら、制限時間以内にすべて解答できます。
時間切れになるのは、「速読ができないから」というよりは、単語力の不足によって理解や意味の推測に時間がかかっているせいでしょう。
しかし、読むスピードは速い方がよいのは確かです。
お勧めは、ReadingパッセージやListeningのスクリプトを繰り返し読むこと。
最初は1字1句から意味をとっても、繰り返しているうちに、その文への慣れによって、1字1句を丁寧に読むことはなくなります。
もちろんパッセージを多数読むことも有効ですが、1回しか読まないと、ゆっくり1回読んで終ってしまうかもしれません。
パッセージをすらすらと特につっかえずに読めているかを意識して取り組みましょう。
Nさんが100を取れたのは、その日の問題や採点官に恵まれたという運があったかもしれません。
しかし、これだけ短期間で81→100まで上げたのは確実にNさんの多大な努力があったからこそです。
回数の多いウェブトフルのコース(Reading、ListneningならDeltaコースそれぞれ18回、OGコースそれぞれ8回)を終了し、その後コースの復習と、コース教材とは別の問題集にまで取り組まれています。
それだけのことをやってきた結果としての100獲得であり、80台前半→100は簡単に達成できるものではありません。
皆さんも目標スコア獲得のため、学習時間の確保に努め、集中して取り組みましょう。
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