iBTにおける単語力の重要性 その2
TOEFL iBTは単語力の低い人は高得点を取れません。
という話の続きです。
昨日は、突然問題を出してその答えも言わずに投稿を終えました。
まずは気になる答えからお伝えしましょう。
Q1. feasible 「実行できる、可能な」
C) achievable
Q2. enhance 「~を高める、増す」
B) improve
Q3. devised 「~を工夫した、考案した」(過去形)
B) created
Q4. integral 「不可欠の、必須の」
A) essential
Q5. arduous 「困難な」
A) difficult
Q6. particular 「特定の」
C) specific
Q7. guarantee 「~を保証する」
B) ensure
Q8. pales 「重要でなくなる、見劣りする」
C) loses significance
Q9. adjacent 「隣接した、近隣の」
D) neighboring
正解率はいかがでしょうか。
では、これらの問題を通して私が何を伝えたかったかというと、それは
「TOEFL iBTのReadingの単語問題では、単語の意味を知っていれば、文脈を確認せずとも正解が選べる」
ということです。
上記の単語問題で意味が分からなかった単語は辞書で確認してください。
すべて文脈関係なしに、正解がどれか分かるはずです。
上の単語問題9問、もともと問われている単語の意味を知っていたら、正解を選ぶのにどの位の時間がかかりますか?
1分もかからないでしょう。
大切なので、繰り返します。
iBT Readingの単語問題では、設問の単語と選択肢だけを見比べて正解を選ぶことができます。
特に文脈を確認する必要はありません。
と言っても、「じゃあ、本当にすべての単語問題で文脈関係なく選べるんだな?」と凄まれると、「ぜ、ぜ、全部とは言い切れないと思いますが...」と答えざるを得ないのですが、ほとんどすべての単語問題でそうなっているとは言えます。
iBTのReadingは制限時間内に解き終わらない人が多いと前回書きました。
単語力を上げることによって、単語問題の設問の単語がほとんど分かるようになったら、3分の1ほどを占める単語問題には時間はほとんどかからず、試験時間を残りの3分の2の問題の回答に費やせます。
単語力が上がると、iBTのReadingセクションで、
1. 単語問題の正解率が上がる。
2. パッセージを読むのが速くなる。また理解度も上がる。
3. 単語問題にかかる時間が減り、その他の問題に時間がかけられる。
といいことずくめです。
どうですか、iBTにおける単語力の重要性を理解していただけましたか?
前回と今回の投稿では、Readingセクションでの単語力の重要性に関して書きましたが、その他のセクションにおける単語力の重要性の話はまた別の機会に書きます。
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