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Integrated Speaking – Task 3 落とし穴と対策(1)

スピーキングのゲスト連載を担当しています五十峰です。
Independentの連載から継続して読んでくださっている方も、今回から初めて読むという方も、Speakingが伸び悩んでいる人の為に少しでもヒントになることがあればと思います。
よろしくお願いします!

さて今回からはIntegrated Tasksについて一緒に見直していきましょう。

ありえへん教材が多すぎる

さて皆さんは普段どんな教材でSpeakingを勉強していますか?まぁIndependent taskに関してはトピックさえあればに練習できると思いますが、Integrated taskに関しては、実は結構ありえへん教材が蔓延ってるのも事実です。練習しないよりはましですが、あまりにも本試験の形式とかけ離れてる教材は逆効果です。

以下、Task 3に関して「こういう教材はありえない」⇒「逆に本試験ではこういう事に注意すべき」というのを学びましょう。

1) Reading passageがありえへん

Task 3は基本は大学からのannouncementだっていうのはご存知ですよね。school policyの変更・決定事項等が主ですが、たまにA letter from a student in a student paperみたいのもあり、その中でschool policyに対しての提案をしている、というものもありますね。逆にありえへん例としては(大手の市販教材の中に実際にあったものです):

・ (学長)新しい教授を迎えることになりました!(`・ω・´)キリッ。
こんなに素晴らしい先生です。ようこそ!(⇒飲んでたコーヒー吹きました)
・ バイト募集中!こういう仕事内容です。いくら払います。来てね♪(⇒TOEFL中に募集すんな)
・ (教授)授業中にケータイ使うんじゃない!俺は怒ってるぞ!(`Д´) 今度見つけたらこんなお仕置きやあんな事しちゃうぞ~(⇒怒るのはわかるけど、そこまで・・・。本試験ならば、もっと落ち着いた決定事項としてアナウンスされます)
・ お呼び出しを申し上げます。以下の条件にあてはまる学生は、大至急学生課まで来てください。(⇒え・・・っで?)

は~疲れた(笑)。よく上司が出版にGOサインをだしたものですよね。また、
・ 変更・決定の理由・目的・advantageが明らかに2つ無い → 「本試験ではいつも2つ」
変更・決定の理由・目的・advantageが明らかに3
つある → 「本試験ではいつも2つ」
・ やたらに長い → 「本試験では100 words前後が普通」

なんていうありえへんこともありますのでご注意ください。

2) 会話内容がありえへん

さて当然男女の会話が続くわけですが、これまたありえへん会話を含む教材が出回ってるんです。しかも多くの人が買っているメジャーな教材に・・・。

こんなSpeaking教材は嫌だ(鉄拳風に)
・ 賛成⇔反対が真っ向から対立する

Man: I think it’s a great idea! ⇔ Woman: No, I hate it! It’s terrible!
⇒多少の反対意見はでますが、全否定はありません
・ 話す量が五分五分だ
⇒上記と似てますが、同等の量を話すことはほぼありません。意見を言っているほう(つまり質問で問われるほう)の方が発言量は多いのです。
・ 理由が明らかに2つない
⇒なくてはなりません。また本試験ではそれとわかるようにハッキリと転換語を使ってくれています。
・ 必要以上に激怒するまたは歓喜する
⇒落ち着きましょう(笑)。
・ 賛成・反対の理由が3つかそれ以上ある
⇒あってはなりません。2つです。
・ 途中から意見が変わる
Man: I hate it! ⇒ Woman: でもさ、こうも考えられるよね~ ⇒ Man: I love it (`・ω・´)キリッ!
⇒聞き手にまわる方が、意見を言っている方に納得して意見を変えることはありますが、メインの話者が途中から意見を変えることはありえへんのです)

3)
教え方・指示がありえへん

本試験のQuestion(指示)を覚えてますか?大体は決まって

The man (woman) expresses his (her) opinion about _______________. State his (her) opinion and explain the reasons he (she) gives for holding that opinion.

ですよね。なので、あくまでもこの指示に従って、意見を言っている方の内容をsummarizeすればよいのです。

これがありえへん教材だとこうなります:

こんな指示は嫌だ
・ 男性・女性、両方の意見をまとめろ!
⇒必要ありません。またもしこれをやっている人がいた直ちに止めましょう。
・ Readingの内容の説明にしっかりと時間をかけろ!
⇒かけないでください。これまたやっている人が多いですよね。Readingが主体ではなく、あくまでもリスニングですので、説明するにしてもあまり時間をかけずに。
・ 理由を3つ述べろ!
⇒2つしかないんですけど。

いかがでしたか?もちろん英語教材ですからリスニングの練習として音声を聞くなどはしてよいと思います。では実際にどういう教材がおススメなのでしょうか?次回にいくつかご紹介しますのでお楽しみに!

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