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選択と集中-長期間を短くするTOEFL iBT対策 その2

2009.05.20

前回の投稿では、TOEFL iBT対策への手順を3つ挙げました。


1.
現在の実力の把握

2. 20を当面の目標スコアに(スコアによって+20 ~+5

3. 中心に取り組むセクションを減らす


今回はこの
3を掘り下げます。テーマはTOEFL対策における「選択と集中」ですが、皆さんは、


「何をやらないようにしていますか?」

 

自分が最も重要と考えることに取り組む時間を確保するには、それよりもより重要性の下がること、特に「やらなくてもよいこと」「やらなくてもどうにかなること」をやめるのが効果的です。

TOEFL対策においても、


A. どのセクションの学習をやらないか、又は減らすか?

B. TOEFL学習の時間を確保するために何をやらないか、または減らすか?

を実践することで、効率のよい、より短期間でのスコアアップが達成可能になります。

 


A.
どのセクションの学習をやらないか、又は減らすか?


例えば
61以上のスコアが目標であるのなら、Speaking13-15Writing14-17で良いとし、足りない残りのスコア獲得のためにListeningReadingに集中すべきです。

 

昨日の投稿では、「65獲得のためにはSpeaking13Writing14でよい」と書きましたが、理由はSpeaking 13Writing 14は非常に取りやすいスコアだからです。

もしまだこのスコアになっていないのなら、おそらく


Speaking
では、途中黙ってしまうことが多かった、

Writingなら、回答として求められているエッセイ構成パターンを知らない


ためではないでしょうか。


Speaking
では「とにかく話し続ける」、

Writingでは「英文のショートエッセイとして求められる回答のパターンを知り、その構成に合わせて書く」


ことができれば、表現の選択ミスや文法ミスが多くても、
Speaking13-15Writing14が取れる可能性が非常に高いと言えます。


60
台のスコアが目標の方は、Speaking 13-15Writing 14OKとし、足りない分はListeningReadingへの選択的な学習により目標スコアを達成するのがベストです。


もちろん、
SpeakingWritingで稼ぐことも可能ですが、よほど英語を話す・書くことに慣れているという方以外はお勧めしません。

Speaking3分の2Writing2分の1にはListeningReadingが含まれているので、そもそもListeningReadingの力の低い人は、SpeakingWritingで高スコアは取れません。


また、
80台のスコアが必要なら、Speaking15Writing20を目標としましょう。


Speaking 15(満点が平均4点中、平均2点)は取りやすい」ということは以前の投稿でお伝えしました。


iBT
80点を取るためのTOEFLスコア戦略(その1)[Speaking]

iBT80点を取るためのTOEFLスコア戦略(その2)[Speaking]


Writing 20
が取りやすい理由は近々書きます。


よって、
80台のスコアが目標の場合、


Speaking
対策はあまりやらない、

Writing対策は20(満点が5点平均中、3点平均)が取れるようになったらOK


とし、残りの足りないスコアを
ListeningReadingに集中すべきです。


100
以上が目標と言う方でも、まだ80に到達していないのなら、まずは80台の目標スコアを定め、それぞれのセクションへの学習への選択と集中を行い、80台の目標スコアを目指して、戦略的に取り組むべきです。


このように学習すべきセクションを選択し、集中的に取り組むことで、効率良く、着実に目標スコア獲得が可能となります。


そのためには、


A.
どのセクションの学習をやらないか、または減らすか?


の判断が非常に大切です。


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