もう5月。TOEFLスコアが思ったように伸びず焦っている ...
もう5月になってしまいましたね。
最終的な目標スコア獲得に向けて、4月にはこのくらいのスコアを取っておきたかったが、まだまだそのレベルに到達していないため焦っている
という方は少なくないでしょう。
私のもとにも、受講生の方々からそのような悩み相談のメールが連日届きます。
ただ「予定通りにスコアが上がっていない」という場合、その「予定」が希望的観測に基づいて決められていることも多いのです。
大学入試でよく聞くような「3ヶ月で偏差値40が70にアップ!!」みたいなことはTOEFL iBTでは起きません。
(そのようなことがTOEFL iBTで起きた場合は、本来なら高得点をとれるだけの英語力がある方が、初めてのTOEFL iBT受験で問題形式に面食らったり、途中で投げ出したりした結果、極めて低いスコアからのスタートになったときに限られます。)
TOEFL iBTは高得点を取るために求められる英語のスキルの範囲が、大学受験の英語に比べてずっ広く、高得点を取れるようになるにはそれなりの期間がかかります。
希望通りにならなかったので落ち込むという気持ちは理解できますが、そもそも予定に無理があったのなら、落ち込んでもしょうがありません。
どれだけ効率的な、効果的な取り組みをしても、スコアアップにはそれなりの時間・期間が必要であるのがTOEFL iBTです。
また
これまでの取り組みの結果、実力は上がっていることは間違いないが、スコアアップという結果になっていない
という場合、スコアが上がらなかったことは必ずしも悪くありません。
試験のスコアは受験するたびに毎回上下するものです。
4月の試験ではたまたま実力に対して低めのスコアが出たのかもしれません。
この時期は、もしスコアが上がっていたとしても、そのスコアを最終スコアとして提出するわけではないという方がほとんどでしょう。
もしスコアが上がっていたら、自分の実力を過信し、その後の取り組みに対して甘えが出てきたかもしれません。
今回のスコアが厳しめになったことは、自分の弱点を改めて教えてもらったよい機会として、前向きに考えましょう。
今日、以前に
103獲得までの取り組みのご報告をいただきました(2011年12月11日)
で103点獲得までのTOEFL iBTに対する取り組みを教えて下さったTさんから第一志望校への進学決定のご報告をいただきました。
そのご報告の中でTさんはTOEFL対策の日々を振り返って以下のように書かれていました。
(Tさん、掲載の快諾、ありがとうございます!)
本日は、留学先を決定しましたので、お世話になった葛山先生にご報告をさせて頂ければと思いご連絡しました。
最終的に〇〇大学に決めました!
昨年の今頃は泣きながらTOEFLと格闘してましたので、このような結果を出すことができて感無量です。
とても満足しております。
Tさんの過去のスコアを見ていただければ分かりますが、Tさんは伸び悩みに苦しみながらも取り組みを続け、最終的に103点を獲得します。
今現在「泣きながらTOEFLと格闘」しているあなた!
予定通りに行かないことが多いのが人生というものです。
そして、予定通りにならなかった時にどのような行動を取るかによって、最終的に成功できるかどうかが決まります。
気落ちすることなく、取り組みを継続してください。
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