問題集の取り組み方
TOEFL iBTで大幅なスコアアップ達成を狙う場合、多くの問題を通して実力を上げていくことが欠かせません。
では、問題集をどのように進めればいいか?
ReadingやListening問題の取り組み方で良くないのが、
「問題の正解率が高かったらOKとし、その問題に対して何もしないこと」
TOEFL iBT対策用の市販の問題集は、程度の差こそあれ、本試験の問題と比べると若干~大幅に易しめになります。よって問題集の問題を解いた場合、本試験よりも正解率が高くなって当然です。
なのに高い正解率に満足して、その問題に対して何もしないと、問題を解いたという経験は積めるものの、問題を通して見つかった弱点や課題を克服しないままになってしまいます。
例えばスポーツの練習試合をして、相手に勝ったからOKとしていると、そこから成長が望めません。相手が弱いから勝った試合でも、試合を通して、自分の弱点や課題が見つかっているはずです。
大切なのは勝ち負けではなく、練習試合で見つかった弱点や課題を次の練習に活かすこと。
正解率が高くても、
間違った問題
解答に自信がなかった問題
理解できなかった箇所
等にこだわり、自分の弱点をつぶしていけば、実力が上がり、最終的に強い相手(本試験の問題)にも勝つことができるようになります。
いかがですか?
問題集の問題の正解率に満足して学習がストップしていませんでしたか?
高得点を取る実力が身についているなら、問題集の問題には勝って当然です。
ただ勝つのではなく、圧倒的に、余裕で勝たなければなりません。
問題集の問題やパッセージの理解が「簡単だな」と思えるようになって初めて、高得点獲得の土台ができたと考えてください。
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