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12月までに100点以上を取りたい。そのためには … その2

以下の投稿の続きです。

 

12月までに100点以上を取りたい。そのためには … その1(2015年5月31日)


100点であれ、何点であれ、ある目標スコアを獲得したいという場合、4つのセクションの目標サブスコアを定めるべきです。


では100点なら、R 25, L 25, S 25, W25 の合計100を目指すべきか?

このサブスコアを目標とすることが非現実的であることは、このブログを読み込んでいる人はご存知かと思います。

なぜなら、Speakingセクションには25点がないからです。

 

TOEFL Speaking/Writing 換算表


ではSpeakingでは何点を目指すべきか。

100以上獲得を目指す方に私がお伝えしているSpeakingセクションの目標スコアは20-23。

23だとSpeakingセクション 6つのタスクの平均が3。
20は6つのセクションの内、4つで3、残りの2つで2。

24や26が狙えないということではないのですが、 日本で英語教育を受けていた人はSpeakingは3点で頭打ちになってしまうことが多いのです。

 

Speaking 24以上の獲得が難しい理由と現実的なSpeaking目標スコア その1(2014年11月3日)


英語を話すことに慣れている、話すのは得意だという方は3平均の23を狙う。
そうではないという方は20を目指すのが現実的と考えます。


続いてWriting。
WritingはIntegrated、Independentそれぞれにおいて評価4平均を獲得し、25点を狙いたいところ。


最高評価である5が取れないということではありません。
Reading、Listeningが苦手という方は、Writingで5獲得を狙う必要があるでしょう。
WebTOEFLのWritingコースは5点獲得を視野に入れたものになっています。
しかし、5と比べれば4はずっと取りやすいスコアと言えます。

 

ということで、Speakingは20-23、Writingは25を目標とした場合、残りは52-55。
52-55をReadingとListeningの合計で稼ぐことになります。

55なら、Reading 28、Listening 27あたり。
52なら、Reading 27、Listening 25でしょうか。

 

ただ、これらは「一般的な」目標サブスコアであり、実際に目指すべきセクション別の目標スコアは人によって異なります。
自分の過去のスコアや得意・苦手により、目標サブスコアを定めましょう。

 

だいたいの目標サブスコアが定まったところで、実際にTOEFL対策を始める際に問題になるのが

「どのセクションの対策から始めるべきか?」

4セクション全部を同時並行して進めるのはどうか?

 

「4セクション同時並行での対策は『なし』」ではありません。
4セクション同時での取り組みは「毎日数時間、学習時間が取れる」方のみお勧めします。

そうではない場合は1-2セクションへの取り組みに集中し、そこでしっかりとした成果を出してから次のセクションの対策に移った方がいいでしょう。


新たにTOEFL対策を始める方や大幅なスコアアップが必要な方に対して、一般的にお勧めするのはListeningセクションからの対策の開始。

 

Listeningは日本人受験者の多くが苦手としている
スコアアップまで長期間かかることが多い
高スコア獲得には高い正解率が求められる(例: L 27は90%くらいの正解率)
内容自体はReadingと比べれば理解しやすい
Listening問題の表現・文に慣れることによって、Speaking、Writingのアウトプットの蓄積ができる
Speaking、WritingセクションでもListeningが含まれているため、SW対策にもなる

 

などが、多くの方にとってListeningから開始した方がいい理由。

 

もちろん、中には「ListeningよりもReadingの方が苦手」という方もいらっしゃるでしょう。
そのような方はReading対策から始めた方がいいと言えます。

 

TOEFL対策を始めたばかりの多くの方に、私が目標として伝えているのはReading + Listeningの合計で 45か50の獲得。
(45, 50のどちらになるかはその方の過去のスコアによります)
最終的にはRL合計で55(または近く)を狙いますが、RLで45-50が取れていればRL対策は続けるものの、SW対策に多くの時間を費やせるようになります。

 

今回はこのくらいで。また次回に。

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