単語力増強法 その1
TOEFL iBTで高得点を取るには、高い単語力が求められる
とこれまで繰り返し書いてきました。
ではどのようにして単語力を向上させるか?
① TOEFL iBTの問題を多く解き、問題の中で出会った意味を知らなかった単語を覚えていく
② 単語集から、意味を知らなかった単語を覚えていく
大きく分けてこれら2つの方法があります。
私が基本的にお勧めするのは、①の問題を通して覚えていく方法です。
①なら「単語力」とともに、「背景知識」「英文処理速度」「解答力」「論理力」「文法力」も増強することができます。
ただ①の場合、通常
自分で単語を調べると時間がかかる
調べた単語の意味が正しいか確認できない
辞書のどこにも意味が掲載されていなく、調べても分からない
といった学習上の困難が起こりえます。
ウェブトフルのReadingコースでは教材DeltaのReading分冊のパッセージと設問すべてに対する単語リストを用意します。
その単語リストの中では、一般的に難しいとされる単語だけをピックアップするのではなく、パッセージの中で用いられる専門用語に対する簡単な解説や、文法的に分かりにくい文に対する文法解説を提供することにより、パッセージ全体の理解を促進することを狙いとしています。
とは言っても独学の場合、上記の困難は克服できないまま残ります。
では、どのように対処すればいいかというと
「単語の意味を調べるのに時間がかかる」のはしょうがない。単語力の意味のチェックには必要なだけの時間をかける。
「調べた意味が正しいか分からない」「調べても分からない」場合は、放っておいて次へ進む。
もちろん誰かに聞いて確認できるのならその方がいいのですが、そのような環境にいる人は極めて少ないでしょう。
良くないのが、「分からない」からということで学習がストップしてしまうこと。
「分からない」ところが少し発生するのは仕方がないと考え、どうしても分からない箇所はそのままにして、どんどん進めていけば実力は上がっていきます。
独学で問題集を進める際は、どうしても分からない箇所が生まれるのは仕方がないとし、次へと進めましょう。しかし
意味の分からない単語は必ず調べる
ようにしてください。
独学で問題を多く進めながらも伸び悩んでしまうケースの1つに、「単語をチェックせずにただ問題を解き進める」ことがあります。
問題の中で出会った意味が分からない単語を意味が分かる状態にしていかないと単語力は上がりません。再度繰り返しますが
TOEFL iBTで高得点を取るには、高い単語力が求められる
のです。
問題集に取り組む際は、必ずその問題を通して単語力をアップすることを心がけてください。
1か月後に開講予定のウェブトフルReading Delta 18 Dayコースを受講予定の方は、コースを通して「単語力」「背景知識」「英文処理速度」「解答力」「論理力」「文法力」すべてを向上させることができます。
ただ、開講まで1か月あるため、前回の投稿で紹介したTさんのコメントのように「受講前にReading力アップのために何かをしたい」と考えられる方は他にもいらっしゃるかと思います。
そのような方に、私がお勧めするのは、②の単語集を使っての学習です。
「単語力」はウェブトフルのReadingコースを通して増強できますが、受講前により高い単語力を身に着けていれば、受講開始後コースをより速く効率的に進められます。
では、どのような単語集がお勧めかというと...
長くなってきましたので、続きは次回の投稿とさせてください。
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