TOEFL iBTで80点を取るためのスコア戦略(その1)[Speaking]
TOEFL iBTで最終的なスコアとして80点を目標とする場合、Reading、Listening、Speaking、Writingそれぞれで何点ずつを取るのがいいと思いますか?
もちろん、それぞれ20点ずつで、20+20+20+20=80もありなのですが、実際にこのようなサブスコアで80点になる人はほとんどいません。
私がお勧めする80点のスコア配分は、R 23、L 22、S 15、W 20です。
受験者の多くが高スコアを獲得するのに苦労しているSpeakingセクションですが、実は15点は取りやすいスコアなんです。
ReadingやListeningは7とか8なのに、Speakingはいつも15という人がいます。
中にはトータルが90点以上の人でもSpeakingは15点取れていない人がいるというのに、ReadingやListeningがひとケタでありながらSpeakingで15点が取れる人とはどんな人なのか?
それは
おしゃべりな人
です。
拍子抜けするような答えで申し訳ないのですが、実際にそういう人はけっこういらっしゃるのです。
Speakingで15点というのは、6つのタスクの平均が2点の場合のスコアです。
Speakingのそれぞれのタスクは4点満点で、受験者の回答に0、1、2、3、4のスコアがつけられます。
TOEFL Writing & Speakingセクションスコア換算表
そして問題に対して解答する際に、制限時間いっぱい話続け、採点官に「問題は多いが言いたいことは分かる」と思わせることができれば2点が取れます。
実は「話し続ける」ということが極めて大切で、ReadingやListeningの実力が高い方でも、話の途中で黙ってしまう時間が長いと1点になってしまうことがあります。
「Speakingではとにかく話し続ける」
ことを心がけましょう。
特にSpeakingのスコアが15点に満たない人は、次の試験では気合いで、とにかく制限時間いっぱいまで話し続けることを意識してください。
そして話を戻しますが、おしゃべりな人は話し続けることが得意なので、話の構造、文法、単語のレベルが未熟であっても、それぞれのタスクで2点が取れるのです。
言い換えれば、Speakingセクションは試験の形式を理解した上で、気合いで話し続ければ、比較的学習時間が短くても15点を取ることが可能であると言えます。
Speakingはいいスコアを取ることが難しいセクションですが、すごく低いスコアを取る人も少なく、
「トータルのスコアが20点や30点台でありながらも、苦手なSpeakingのスコアが一番高い」
というのはよくあることなんです。
コメント