目標スコア獲得期限まであと2ヶ月。あと10点アップが必要。本試験は何回受けたら良い?
例えば以下の状況の方がいらっしゃったとします。
2ヶ月後の9/9(土)が最後の試験日。その日までに目標スコアを獲得する必要がある。
あと10点アップさせなければならない。
残りの2ヶ月間であと何回受験すればよいか迷っている。
以下、9/9(土)までのTOEFL iBTテスト受験日のスケジュールです。
TOEFL本試験は「12日間に1回しか受験できない」ので、できるだけ多く受験するには
9/9(土)、8/26(土)or 8/27(日)、8/12(土)、7/29(土)、7/15(土)
と5回のチャンスがあります。
ただ7/15(土)は今日申込む場合、Late registration(テスト日の4日前まで)なので$275。
「数日後の試験で10点アップは難しいし受験料が高い」として見送ると、受けられるのはあと4回になります。
さあ、あなただったら4回のうち何回受験されますか。
TOEFL iBTの受験料は$235。現時点での為替レートだと114円/ドルくらいなので、27,000円ほどになります。
27,000円 ✕ 4回 = 108,000円
はぁー、TOEFLの受験料は高額ですね …
多くの回数の受験をためらってしまうのはよく分かります。
しかしだからと言って、最後の9/9(土)のみ受験するのはお勧めしません。
確かに今後の学習により、2ヶ月後には実力が向上し、その日の受験がスコアアップの可能性が最も高いとしても、TOEFLは受験の度にスコアが上下するものであり、9/9は問題に恵まれず、実力を十分に反映したスコアにならないかもしれないからです。
ましてや2ヶ月で10点ものアップを狙うなら、1回だけの受験に頼るとするとかなりの幸運が求められます。
ちなみに極めて稀ではありますが、システムの不具合で受験できないということも起こりえます。
先日6/25(日)の受験では、システム障害により受験開始が2時間遅れた、また別の会場の方からは13時に中止が発表され、再受験は1ヶ月ほど後となったというご報告をいただきました。
では2回、3回、4回のどれがいいのかに関してですが、私からは何とも言えません。
それぞれの方にとって事情がありますし。
ただ基本的には、目標スコアを獲得できる実力が身についたら、多くの回数受験することをお勧めします。
実際にスコアがどのような感じで上下するのかは、以下の「スコアアップ報告」をくださった受講生の方々の過去のスコアを参考にしてください。
いつ、どのタイミングで何回受験するかは、現在のスコアと目標スコアの差や、今後の予定される学習の進捗などを考慮して決めることになりますが、大幅なスコアアップ達成には、通常、それなりの学習時間・期間と受験回数が求められます。
TOEFLは4セクションの試験であり、目覚ましい成果を収めるには4セクションすべてで高得点を獲得しなければなりません。
1つや2つのセクションで失敗したり、苦手なタイプの問題が出題されてよいパフォーマンスができないと大幅なスコアアップは難しいものです。
目標スコア獲得が期待できないときから多く受験する必要はありません。
途中経過としての実力判定には公式オンライン模擬試験(TPO:TOEFL Practice Online)を活用すればいいでしょう。
しかし大幅なスコアアップ到達の一般的な戦略としては、目標スコアに到達できるくらいの実力が身についたら、何度か受験しながら、その獲得を狙うということになります。
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