【再掲】英語学習にはコレがお勧め:Google Advanced Search
» 【再掲】英語学習にはコレがお勧め:Thesaurus.com
では、
> エッセイを書いた後、読み直してみてgetが多く使われていたら、getに変わる表現を考えましょう。
と書きました。
ではここで、以下の文の赤字のgetを別の表現で言い換えてください。
It took me five years to get a bachelor’s degree.
I got the flu last week.
I didn’t get a reply from his secretary.
She got a jacket for 50 dollars.
He needed to get a visa to work in the country.
They seem to have gotten a lot of attention.
いかがでしょうか。例えば、下記のように表現することも可能です。
It took me five years to earn a bachelor’s degree.
I caught the flu last week.
I didn’t receive a reply from his secretary.
She bought a jacket for 50 dollars.
He needed to obtain a visa to work in the country.
They seem to have drawn a lot of attention.
ここではgetが earn, catch, receive, buy, obtain, draw で言い換えられています。
これらは一例であり、もちろん別の表現を使うこともできますが、皆さんが思いついた言い換え表現には100%の自信がないものもあるかもしれません。
例えば、最初の文:
It took me five years to get [earn] a bachelor’s degree.
で、earnではない表現を思いついたが、その表現がよく使われるものか自信がない場合、
» Google Advanced Search(https://www.google.com/advanced_search)
で、「思いついた動詞表現 + a bachelor’s degree」を検索し、その表現がどれだけ多く使われているか確認することをお勧めします。
ここでは「catch a bachelor’s degree」を確認してみましょう。
以下、Google Advanced Searchサイトの画面ですが、「語順も含め完全一致」(the exact word or phrase)にcatch a bachelor’s degreeをタイプして検索すると、”catch a bachelor’s degree” が使われているサイトが世界中で何件あるか確認できます。
件数が非常に多ければ一般的に使われる表現である、しかし件数が少ないなら英語表現として不自然である可能性が高いと考えられます。
(もしゼロなら、そのような表現はしないとも)
検索の際、「地域」を「アメリカ合衆国」などの英語圏の国に設定したり、「サイトまたはドメイン」を「.edu」にし、検索の対象を大学などの教育機関のサイトに絞って使用例を確認することもできます。
(このような使い方はTOEFL対策というよりは、英語の論文を書く際に便利です)
“catch a bachelor’s degree” は表現として、アリなのかナシなのか、是非 Google Advanced Search でご確認ください。
また自分が思いついた表現も同様にチェックしてみましょう。
表現の使用例の確認は、英辞郎 も便利です。
TOEFL Writingに限らず、英文Writingのための表現力向上に、前回紹介した Thesaurus.com や Google Advanced Searchをご活用ください。
※ ここではgetの言い換え表現をチェックしましたが、決してTOEFL Writingではgetが使えないということではありません。getに限らず、同じ表現を多く繰り返すと印象が悪くなる恐れがあるので、別の言い方を見つけるために使うことをお勧めしています。また単に言い換え表現を探すためにも有用です。
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