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TOEFL Reading:本試験でReading問題が難しいと落ち込んで、その後集中できなくなってしまう …

2018.12.08

TOEFL本試験でReadingセクションの出来に自信が持てなく、ネガティブな気持ちを引きずってしまい、その後のセクションの問題に対して集中できなかった、というお話をよく聞きます。

 

先日も「Reading問題がすごく難しかった」というご報告をいただいたのですが、 Readingセクション6回連続で28-29を取ったような方からでした。
Reading 20点台前半以下なら、「Readingパッセージが十分に理解できなかった」と感じでも、制限時間に追われ、問題を解きながら読んでいる状況だと、まあ、そんなものです。

 

問題パッセージの理解が難しいからこそ、解答の根拠が書かかれている箇所を探し、選択肢を分析する解法が非常に大切になります。
(ほとんどは4択問題ですし、選択肢の中に必ず正解があるわけで、不正解の3つの選択肢が消去できれば正解が残ります。そして正解の選択肢は本文の内容を言い換えたものであり、正解の選択肢からパッセージの理解が深まることもあります。)
また普段の学習においては、正解しても、より速く、より自信を持って解答する方法がなかったかを常に意識するようにしましょう。

 

特にこの頃はReadingセクションでダミーが出題されることが多いため、「パッセージを読む&問題を解くスピード」が大切になります。
1パッセージを20分以内に解けないと、パッセージ数が多くなるほど、制限時間内に解き終わらない問題数は増えるので。

 

Reading問題が4パッセージの場合、4パッセージ目がダミーである可能性は極めて低いと思われます。
スコアに換算されない1パッセージが最後にあると、最初の3パッセージに時間をかけ、4パッセージ目はほとんど手付かずであったという人でも高得点が取れてしまいます。
実際に、これまで報告をいただいたそのような方は皆、スコアを大幅に落としています。

 

「前のパッセージに時間をかけすぎて、4パッセージ目は時間が全然足りなかった!」という方は、スコアに換算されないダミー問題にパッセージの時間をかけすぎて、採点される4パッセージの目の時間がなくなってしまったかもしれないのです。

 

よって、Readingが4パッセージのときは、最初の3パッセージのどこかにダミーが入っていると考え、1つのパッセージに時間をかけすぎないようにしましょう。

 

また「できなかった」という場合でも、出来が悪かったパッセージはダミーかもしれませんし、またスコアは偏差値によって統計的に算出されるので、いつもよりも不正解の数が多かったとしても、スコアが悪くなるとは限りません。

 

Readingセクションが終わった時点で、出来が悪いという感触であったとしても、だからといってスコアが悪くなるとは限らないと考え、次のListeningに集中しましょう。
上手く気持ちの切り替えができない場合は、できるだけListening問題に入るのを遅らせ、心を落ち着かせるようにしましょう。

 

TOEFLのReading、Listeningは1問正解を増えれば、スコアが1点上がるような試験。
体調や気持ちが原因で集中できなければ、スコアアップを望むのは困難です。
26,000円を超える受験料を無駄にしないためにも、途中弱気に負けることなく、最後まで集中することを心がけてください。

 

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