リスコア(スコアの見直し)しようか迷っている その5 – Writing 23(Fair, Good)からアップするか?
Listeningコースの受講生の方からWriting 23(Fair, Good)という状況でのリスコアのご相談をいただきました。
以下の内容にブログ上で回答する許可をご本人にいただいています。
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リスニングデルタコース受講中の◯◯と申します。
day9あたりが終わった段階で受験日が一度来たので、そこまで
以下今までの成績です。
4年前ほど R 29 L 18 S 22 W 21 計90
2018年
5/19 1回目 R 24 L 21 S 20(F-F-F) W 26(F-G) 計 91
7/21 2回目 R 27 L 21 S 20(F-F-F) W 25(G-G) 計 93
11/4 3回目 R 27 L 23 S 20(F-F-F) W 25(G-G) 計 95
12/1 4回目 R 26 L 27 S 23(G-F-F) W 23(F-G) 計 99
リスニングデルタを開始したのは3回目と4回目の間です。
おかげさまでまだコース途中ではありますが、意味が不明瞭なリス
よかった点はリスニングとスピーキングが過去最高点を更新したこ
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リスコアをすべきか迷われているWriting 23は数年前に換算方法が変わる前なら出なかったスコア。
今回、23点に対する評価はFair, Goodなので、4者の採点官による評価点は
A)Integrated W:3, 3 + Independent W:4, 4 → 評価点平均 3.5、以前なら22点
か
B)Integrated W:3, 4 + Independent W:4, 4 → 評価点平均 3.75、以前なら24点
だったのが偏差値を加味した新たな換算方法により1点分上がったか、下がったと考えます。
A, Bどちらであったのかは分かりませんが、どちらかというとBの可能性の方が高いのではと考えます。
受講生の方々からいただいた12/1の試験の結果には W 21(Fair, Good)があり、この方の場合
Integrated W:3, 3 + Independent W:4, 4 → 評価点平均 3.5、以前なら22点
であったのが、このときの試験の偏差値による統計的な算出により1点下がったと思われるためです。
同様に昔なら24点だったのが23へと1点下がったのではと。
もしBだった場合
人間の採点官:3、e-rater(自動採点プログラム):4
と、Integratedで評価点3をつけたのが人間の採点官であれば、それがリスコアにより4に変わる可能性があります。
(e-raterのスコアはリスコアにより変わることはない)
しかし
人間の採点官:4、e-rater:3
だったら、リスコアによりスコアは上がらないでしょう。
人間の採点官による評価点が3だったという想定で考えます。
Integrated Wでは、Listeninig内容の3つの重要ポイントうちの1つが書けなかったら、他の部分がよくても3になります。
Writing力が高い方でも、Listeningの際、集中力が切れると評価点4獲得が困難になってしまうのです。
TOEFL Writing:評価点2と3の違いを探る(Integrated Task編)(2018年10月13日)
もしListeningの3つの重要ポイントの1つに対して自信が持てないところがあるものの、全然違っていたり、抜けているほどではないなら、採点官が変わると評価点3が4になるかもしれません。
しかしながら、スコアの見直しによりWritingスコアが変わるのはこれまでいただいたご報告では10%くらいなので、Writingリスコアでスコアアップの可能性はかなり低いと考えます。
あと、99点の価値もリスコアをするかどうかの判断基準になります。
志望校が要求するスコアが100の場合、99点という1点足りないスコアでも合格することも。
リスコアにより99が98になってしまうと困るならリスコアはしない方がよいでしょう。
99が98や97に下がっても「100に満たないスコア」として価値が変わらないのなら、リスクはリスコアの申請費用の80米ドルだけ。
スコアアップの可能性はかなり低くてもやる価値はあると考えます。
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