受講生の方から学習相談 & スコアと取り組み報告メール その2
「その1」に続き、「その2」も再掲載します。
前回のブログ記事
» 受講生の方から学習相談 & スコアと取り組み報告メール その1
の続きです。
今回は、いただいた学習相談 & これまでのスコアと取り組みの報告メールに対する私からの回答内容になります。
ちなみに「再延長希望コース」のリクエストをいただいていますが、ウェブトフルのコースはすべて、受講期間延長・再受講が可能です。
よって、受講期間(4ヶ月間 → 2019年より6ヶ月になりました)内に終了しなくてもコースを受け続けられますし、受講終了後、いつでも復習できます。
中には留学から帰ってきた後、更なるスコアアップを目指して、再受講される方もいらっしゃいます。
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〇〇さん
決して「あまりいいお知らせとはいかない」ということはありません。
確かに前にいただいたご相談・報告は4月の試験の結果が出た後でしたが、その後の受験は5月と1ヶ月ほどしか経っていない状況なので、98 → 92 は試験問題が異なることによる誤差の範囲です。
5月試験は、Readingが28とこれまでのベストを更新したことを収穫と考えましょう。
Listeningは22でしたが、その前では27や26が取れています。
今は「問題によっては26や27が取れる」という状況ですが、これを「どのような問題でも高い確率で26や27が取れ、問題によっては28以上になることも」を目指して、引き続き、Listening対策を進めていきましょう。
そのためにListening OGコースの残りの問題を着実に消化していくことを心がけてください。
これまでコースでお伝えした学習法の実践により、問題を「表現が聞き取れ、意味が分かる」ようにしていきましょう。
OG(Official Guide:青い本)のListening問題終了後は、OGコース内で単語リスト、問題Q&Aなどを提供しているOffical Tests(赤い本)への取り組みに進むことをお勧めします。
Listeningは着実に実力が向上しています。
自信を持って取り組みを続けてください。
Speakingは今回も20でしたね。
4月のご報告では「いままでほぼ勉強せず、丸腰でした」ということでしたが、特に何もせずに20(評価点3が4つ、2が2つ)が取れるだけのSpeaking力があるのが強みです。
103や105獲得を目指すのであれば、Speakingは22以上が欲しいところ。
22だと評価点3が5つ、2が1つと今と大きくは変わらないものの、Task 1 & 2、3 & 5、4 & 6の中で苦手としているところがあるなら、そこの対策だけ集中的に行ってもよいかと考えます。
Speakingは20を取ることが多くなっているので、話すことへの慣れは感じます。
なので、おそらくは米国出張で話すことにより慣れてもスコアはあまり変わらないかもしれません。
〇〇さんの場合、話すこと自体には慣れているので、TOEFL Speakingの問題形式や回答パターンに慣れるとスコアアップしやすいと判断します。
Writingは今回、22と下がってしまいましたが、以前に「independentは若干苦手意識があり」とお知らせいただいていたところが影響したのかも。
Independent Writingコースで未受講のところがありますので、そこを進め、未提出のエッセイを提出して添削を受けましょう。
今後の取り組みはListening、Writing対策を優先。
Readingは28が取れたとは言え、今回が初めてであり、まだ伸ばす余地は十分にあります。
少しでもReading対策を継続することをお勧めします。
Speakingのテコ入れは今後のスコア次第でしょうか。
これまでのスコアの遷移から順調に向上していることが伺えます。
自信を持って取り組みを継続していきましょう。
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ブログ記事だから特別な内容ということではなく、いつもの学習相談メールへの返答になってしまいました。
同じようなアドバイスを受けていると感じる受講生の方々は多いのではないかと思います。
もちろん、アドバイスの内容はその方の状況によって大きく異なります。
もっと短いときもあれば、今回のものよりもずっと長いことも。
とはいえ、受講生の方々からの学習相談メールに対して私がどのように回答しているか、だいたいイメージがつかめるかと思います。
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