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8月から始まる新形式のTOEFL iBT試験の公式模試ではListening、Speaking問題がどう変わった?

前回のブログ記事

 

» 8月から始まる新形式のTOEFL iBT試験の公式模試ではReading問題がどう変わった?

 

の続きです。

 

今回は、8月から始まる新形式のTOEFL試験でListeningセクション、Speakingセクションがどう変わるか。
Writingセクションは新旧で変更がないので、触れません。

 

新TOEFLでのListeningセクションの変更点

 

TOEFL試験を作成・運営しているETSからの発表では、8月以降

 

Conversation「会話」の問題数は変わらず2-3題のまま
Lecture「講義」が少なくなり、4-6題が3-4題に減る

 

とのことでした。

 

今回の受験した、新形式の構成になっているTPO31では試験前に以下のDirectionsが表示され、

 

This section measures your ability to understand conversations and lectures in English. It is divided into 2 separately timed parts. In each part you will listen to 1 conversation and 1 or 2 lectures. …

 

とそれぞれのpartは[会話 + 講義]または[会話 + 講義 + 講義]であると分かります。

 

この模試では最初のpartは

 

[会話1 → 講義1]で1セット 5問 + 6問 = 11問(制限時間:7分→ 本試験では6分半

 

その後、次のpartは

 

[会話2 → 講義2 → 講義 3]で1セット  5問 + 6問+ 6問 = 17問(制限時間:10分)

 

という構成になっていました。

 

本試験ではこれに[会話3 → 講義4]というpartが続く場合があると予測されます。

 

この問題が多い場合の追加された問題は、ダミー問題と呼ばれ、そこでの出来不出来はスコアに影響しません。

 

7月までの形式では、Listeningにダミー問題が含まれる場合、3つ目のpartがダミーの可能性が高いと言えました。
(だからといって、3つ目のセットをダミーと決めつけ、問題に対して集中しないことはお勧めしません。)

 

8月からの新形式の場合、多くなっている会話1つと講義1つがListeningでのダミーになりますが、ダミーはおそらくは最初か最後のセットの[会話 + 講義]のいずれかであると予測します。
ただ、こちらにおいても「ダミーのセットかも」と判断して手を抜くことなく、ずべての問題に対して集中して解くことをお勧めします。

 

新TOEFLでのSpeakingセクションの変更点

 

Speakingで変わったところは非常にシンプル。すでに

 

» TOEFL iBT試験が2019年8月から大幅に変わります!では何がどう変わる?

 

では、現在のTask 1 & 5が削除されるとお伝えしました。

そして、新形式のTPO31で実際にそのようになっていることを確認しました。

 

その結果、

 

新Question 1 of 4(以前のTask 2)
新Question 2 of 4(以前のTask 3)
新Question 3 of 4(以前のTask 4)
新Question 4 of 4(以前のTask 6)

 

となります。

 

Speakingでお伝えすべき変更点はこれだけ。
問題数が少ないことにより、試験当日の負担の軽減だけではなく、試験対策の準備もしやすくなるかと思います。

 

ただスコアの算出方式が変わるので、その結果、よいスコアが取りにくくなる可能性もあります。
(逆に、よいスコアが取りやすくなるかもしれませんが)

 

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