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TOEFLで関東会場を予約をしようとすると変なメッセージが現れるだけでなく、受験可能な会場が表示されない

以下、2019年10月13日、23:00現在での情報です。

 

オンラインTOEFL対策コース「トフレ!(旧 Web TOEFL)」の受講生の方から以下の内容のご相談メールをいただきました。

 

TOEFL個人アカウントから、試験予約のために Tokyo, Japan で検索すると以下のメッセージが現れる。

All available test dates during the time period you have selected violate the retaking a test policy.

You can take the TOEFL iBT (Computer Test) once every 3 days. This applies even if you canceled your scores on a test taken previously.

予約済みの試験日を含まない2ヶ月間で会場を探そうとしたときでも。
また10月から3月まで予約可能な試験会場が一切表示されない。

 

TOEFL 会場予約 エラーメッセージ

 

変なメッセージで、何を言っているか分からないと思います。まず先に皆さんが知っておくべきことを伝えます。

 

このメッセージはエラーなので気にする必要は一切ありません。無視してください。

 

おそらくこのメッセージが現れるようになったのは、「関東」で受験可能な会場がなくなったから。
(他の地域では受付会場が問題なく表示されています)

 

個人アカウントでは予約済みの日は、受験可能な日として現れません。
よって十分に表示されず分かりにくいところがあるのですが、以下なら個人アカウントにログインしないですべての試験開催日を確認できます。

 

» Find Test Centers and Dates

 

こちらから Tokyo, Japan を選択して試験日を探そうとすると、10月から3月まで

 

No test centers found based on your search criteria. Please update your search criteria and try again.

 

というメッセージが現れ、現時点で受験可能な会場がないことが分かります。

 

これは昨日と今日、関東会場でのTOEFL試験が台風で中止になったため、受験を予定していた人たちが予約を取り直したからでしょう。

 

1月以降の会場は今まで少ししか表示されていなかったため、今後、申し込み可能な会場は増えていくでしょう。
12月までの関東での試験はすでに予約がいっぱいになっていると推測しますが、マメにチェックしていると以下のように受付中会場が現れることもあります。
(キャンセルが理由でしょうか。1時間ほど前に現れたのですが、今はなくなってしまいました)
12月までに関東でTOEFL試験を受けたい人は頻繁に確認しましょう。

 

TOEFL 関東10-11月会場

 

では最後にエラーメッセージを確認します。
何でこんな訳の分からないメッセージなのかも考察します。
ただ、TOEFL試験スコアアップとは関係ないことなので、皆さんが読む必要は一切ありません。

 

All available test dates during the time period you have selected violate the retaking a test policy.

「あなたが選択した期間(予約ページに表示される2ヶ月間)での受験可能な試験日すべてが、再受験のポリシー[方針]に反している。」

 

You can take the TOEFL iBT (Computer Test) once every 3 days. This applies even if you canceled your scores on a test taken previously.

「TOEFL iBT試験を受けられるのは3日に1回。あなたが以前に受けたテストのスコアをキャンセルしたとしても、この方針は適用される。」

 

うーん、何を言っているのか、分かりませんよね。

文字通りの表現だけで、意味を理解できる人はいないと思いますが、いかがでしょうか。

 

まず

 

You can take the TOEFL iBT (Computer Test) once every 3 days.

 

に注目してください。ここでの “once every 3 days” は、3ヶ月ほど前では “every 12 days”  というルールでした。ここでは、3 daysを12 daysに変えて、以前のポリシーで考えていただきます。

 

11月の試験日は以下のとおりですが仮に、皆さんが11/10でTOEFL試験を予約済みとしましょう。

 

11月  2(土)、9(土)、10(日)16(土)、17(日)

 

今の「3日間に1回」のルールなら、11/2、そして 11/16 or 17 で11月はあと2回受験が可能です。

 

しかし以前の「12日間に1回」のポリシーだと、すでに11/10を予約している人は、その日から12日間以内に含まれてしまう11月のその他に日程では受験できません。ということで

 

All available test dates during the time period you have selected violate the test retake policy.

 

11/2, 9, 16, 17という11/10以外のテスト日すべてでの受験は、予約済である11/10から「12日間に1回」の再受験のポリシーに反することになり、受験予約ができません。

 

This applies even if you canceled your scores on a test taken previously.

 

は、例えば 11/10のスコアをキャンセルしても「12日間に1回」の再受験ポリシーにより、11/16, 17での受験はできない、という意味です。

 

いかがですか。このようにETSのルール変更の流れを分かっていないと意味が理解できないと思います。
「3日間に1回」の受験ルールでは成立しないので。

 

ということで、このエラーメッセージは、昔のルールをちょっと変えたが、結果としておかしくなったものが現れているだけと考えます。ETSはこういういい加減なところがあるんですよね。はぁ。

 

ここまで読んだ皆さんは別の説を思いつかれているかもしれません。
他の解釈があれば、是非、お知らせください!

 

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