お年玉無料エッセイ添削を振り返って その2
ちと前のことになりますが、1月末まで行っていたお年玉エッセイ無料添削の感想をもう1つ。
エッセイを提出された方は皆、Independent Writingのエッセイとして求められる形をどこかで学んだことがあるようでした。
ただ、自分が知っているエッセイの書き方でいいのかという不安を感じている方もいらっしゃるでしょう。
実際に、添削者RodからのIntroductionの書き方に対するアドバイスを受け、
「これまでIntroductionの書き方が良くなかったから4が取れなかったのではないか」
というような質問をいただきました。
エッセイの書き方において「この形なら4や5が取れる」「この形だと4や5が取れない」というものがあるわけではありません。
私から見て、いただいたエッセイは皆、4点や5点を取るのに十分な構成になっていました。
Introductionにしても同じで「このように変えたほうがよりよい」というアドバイスはあるものの、「それを直さないと1点上がらない」「1点下がる」というものではありません。
Independent Writingで高スコアを取るためには、reasonsとexamplesを述べるパラグラフで、ある程度話の筋が通った内容を、ある程度正確で豊かな表現を用いて書くことが求められます。
いただくご質問からも、「テンプレート」というエッセイの書き始めのパターンに頼ろうとしている方が多いように思えますが、テンプレートだけで高得点が取れるわけではありません。
(本当です!)
どんなテンプレートを使ったとしても、高スコアを取れるかは、テンプレート以外の部分を書く力にゆだねられています。
テンプレートに関しては、近々また書きます。
コメント