Listeningでさらに演習を積むには
最近、受講生の方々から
Listening Delta 18 Dayコース → Listening Official Guide 8 Day演習コース
終了後に、さらにListeningの問題演習を行うにはどの教材がお勧めかというご質問をいただきました。
私がお勧めするのは
Delta’s Key to the Next Generation TOEFL Test: Six Practice Tests for the iBT
です。
このDeltaのSix Practice Testsにはその名の通り、6回分の試験の問題が収容されています。
1回の本試験で出題されるListening問題は6題。
よって、Six Practice Testsでは6 × 6 = 36題のListening問題を解くことができます。
※ 訂正:6つのtestsうちの3つには9題あるので、合計は45題です。Tさん、ご指摘ありがとうございます。
Listening Deltaコースで「問題の聞き方」「選択肢の見方」「Listening力向上の学習法」を学び、Listening OGコースで本試験レベルの問題に対して解法をどのように適応させるかを確認しながら、学習法のさらなる実践の後によってListening力を一層向上させた後、もう一段階Listening力を伸ばしたいというとき、オススメです。
Six Practice Testsは、本試験と比べると易しめの部分がありますが、それでも話者のスピードや話の内容は本試験のものにかなり近いと言えます。
例えば、全問正解であった問題でも、最初に問題の音声を聞いたときに、すべての「表現が聞き取れ、意味が理解できる」状態であったかを意識して下さい。
「聞き取れない部分があった」「意味が分からない表現があった」なら、聞き取れないものを聞き取れるようにし、分からないものを分かるようにすれば、確実に実力は上がります。
コース終了後の演習には、コース受講時と同様の丁寧な学習法の実践を必ずしも行う必要はありません。
多くの問題に取り組むことで、様々な音声・表現・背景知識を身につけることができます。
しかし、取り組んだ問題は必ず、問題音声を聞いた時「表現が聞き取れ、意味が理解できる」状態にしていきましょう。
問題集への取り組みに関してもう1つ。
「多くの問題集に取り組んだがListeningのスコアが上がっていない」
と感じる方は、是非、取り組みが終了した問題集の中から適当に5題ほどを選び、その問題の音声を再度聞いてください。
そして聞く際、1文くらいで音声を一時停止し、その表現を繰り返してみましょう。
繰り返しは、できれば声を出して。
できない状況なら声を出さずに頭の中での確認でもOKです。
1文が長い場合、正確に繰り返せなくても問題ありません。
しかし、どのようなことを行っていたのかを正確に把握できていなければなりません。
このような作業を行っていただくと「意外と聞き取れていない」と感じる方が多いのです。
「ひと通り問題を解いたからOK」「繰り返し音声を聞いたからOK」ということではありません。
問題の音声を聞いた際に「表現が聞き取れ、意味が分かる」ようになってはじめて、その問題を卒業と考えましょう。
コメント
こんにちは。
DeltaのSix Practice Test は偶数回はダミー問題の分もあるので6×3+9×3=45 問も問題演習できますよ。
Tさん
そうでした!
ご指摘、ありがとうございます。
Katsurayama