自宅TOEFLでのトラブルが以前よりも増えているかもしれません その2
数日前に以下のブログ記事を掲載し、そこでは
「自宅TOEFL受験後、数週間待ってもスコアがでない」
「自宅TOEFL試験中のトラブルで別日に再受験することになったが、ETSからリスケに1-2週間かかると言われた」
という内容のご報告を取り上げました。
» 自宅TOEFLでのトラブルが以前よりも増えているかもしれません その1
(今回を「その2」にすることにしたので、タイトルに「その1」をつけました)
その後、別の2名の方からブログのコメント欄に自宅TOEFLに関するトラブルの報告をいただきましたので、こちらに掲載します。
トラブルの発生やリスケジュールが困難なことは、ETSやProctorUの問題であり、私が解決方法を伝えることはできないものの、現在、同じような状況に困っている、また近い将来見舞われる方もいらっしゃると思われるため、問題を掲載させていただきます。
KOさん
先日TOEFL Test Special Home Editionを受験しました。試験終了10日後にTOEFL iBT Score Delayという件名のメールがETSから来ました。内容を見ますとスコアの公平性のためスコアの公開が2~4週間遅れるとありました。試験中に何もトラブルがなく完了し、公平性が疑われるようなことはなかったと考えています。強いてあるとすれば運転免許証とConfirmation of Identity Letterを身分証明書として提示しました。しかし、受験できたので問題ないのでないかと考えています。締め切りが迫っているので不安です。もし宜しければ助言を頂ければと考えています。
(私からの回答:以下、コメント欄で回答済み)
KOさん
「スコアの公平性のため」という内容は、KOさんの受験に対してではなく、多くの受験者に対してなのかもしれません。
例えば、その日の試験官の中で十分に監視していない人がいたため、その問題行動があった試験官が担当した受験者の試験の様子を録画されたビデオを見直しているなど。またはテクニカルなトラブルかもしれませんが。
残念ながら、このような問題への対処法として私からできるアドバイスはありません。
試験のスコアがでるのが遅れる可能性が高い、またスコアがでない可能性さえ少しはあると考え、再度試験を受けるなどされた方がよいかと思います。
tagesさん
こんにちは。
TOEFLのスコア開示とリスケジュールについて質問したいことがあり、コメントさせていただきます。長文の質問となり、大変恐縮ですが、ご教示いただければと思います。
4月末にhome editionを受けたのですが、ネットワーク接続のエラーということでスピーキングが始まってすぐに試験が中断され、試験官から無料で延期するからプロクターのチャットで手続してほしいと言われました。そこで、チャットを行い、5月26日に延期してもらったのですが、いつまでたってもサイト上の予約情報が更新されず、問い合わせのメールにも返信がなく、結局試験を受けることができませんでした。
また、5月6日にそれとは別にhome editionを受けたのですが、いまだにスコアがavailableになりません。
この2つのトラブルについて、何度もメールでETSに問い合わせし、延期ができないなら払い戻ししてほしいと求めてきたのですが、調査中だから待ってほしいと言われ続け、ついに先日、電話してきてほしいと言われました。
ETS側のトラブルでありながら、国際電話料金を負担してまで問い合わせしなければならないことに納得がいきません。他方、将来的にはスコアの送付等を頼むことになりますので、あまり強硬な態度をとると、嫌がらせをされそうだなと心配しています。
なにかよい方法等はございませんでしょうか?
お忙しいところ恐縮ですが、よろしくお願いいたします。
(私からの回答)
tagesさん
4月や5月の問題が未だに解決していないのですね。はぁ …
実は、数週間経ってもスコアが出ないという内容の前回のブログ記事を読んだTOEFL ResourcesのMichaelさんがわざわざメールでこのような状況での一番の解決方法を教えてくれました。
Michaelさんによると
長らくTOEFLの結果が出ないときの一番の解決方法は「TOEFL Office of Testing Security」に電話することだそうです。
スコアを確認するスタッフに電話が繋がれ、問題解決を早めてくれることがあり、それにより何人もの生徒さんがうまくいったとのこと。
» What to do About VERY Late TOEFL Scores (Administrative Review)
(Michaelさんのブログ記事)
以下、TOEFL Test SecurityのContact Usの表示部分ですが
電話だけではなく、
専用メールアドレス:communicatetestsecurity@ets.org
お問い合わせ用紙(Inquiry Form):PDFダウンロード
もあるので、急がない人は先にメールで問い合わせてもいいかもしれません。
こちらに表示された電話場号はtagesさんに伝えられたものと同じか分かりませんが、電話によってうまくいったケースはあるようです。
でも国際通話の電話料金がかかりますよね。本当に困ったものです。
ただ「強硬な態度を取ったから嫌がらせをされる」ことはないと思います。
日本人が強く主張しても、アメリカ人が怒鳴るのとは比べものになりません。
海外でちゃんと仕事をしてくれない場合は、言いすぎかもと思うくらいの方がよい結果になりやすいというのが私の経験則です。
(もちろん、時と場合によりますが)
コメント
以前にTOEFL home editionのトラブルについて相談させていただいたKOです。本日やっとスコアが到着したので情報を共有させていただきたいと思い連絡させていただきました。まず、TOEFL Test Securityに電話をしました。skypeを用いると無料でかけることができました。その結果、どうやらIDに関して調査を行なっていたそうです。私は運転免許証とconfirmation of identity letterを用いて試験を受けました。パスポート出なかったことが遅れた原因だそうです。しかし、結果的にはスコアが発行されましたので受験できないというわけではないようです。
私は7月15日と22日の計2回テストを受けましたがどちらも同じ理由でスコア発行が遅れ、7月15日のスコアはまだ開示されていません。もちろんTOEFLのIDはパスポートが原則ですが、home editionでは特に気をつけた方がいいのではないかと感じました。
KOさん
スコアが遅れたのはIDが理由でしたか。
運転免許証とconfirmation of identity letterを身分証明書にされたとのことですが、運転免許証は日本のものを使われたということでいいでしょうか。
運転免許証上の名前はアルファベットで表記されていませんが、それでも2つのIDをProctorUの試験官に見せて自宅TOEFLが受験できたのですね。
https://www.toefl-ibt.jp/test_takers/toefl_ibt/register.html
https://www.toefl-ibt.jp/dcms_media/other/id.pdf
お知らせいただき、ありがとうございます。
Katsurayama
先日2月8日にトーフルの自宅受験を受けました。その後、21日にScore Delayの連絡が来ました。考えられる理由は
・2月8日の試験は自宅受験6回目、2月15日にも7回目を受けておりますが、この7回目の際に、試験中に部屋に急に父が入って来ました。この際に、一時試験は中断し、部屋一周を試験官に確認して頂きました。父はすぐに部屋から出ました。
・2月8日にのReadingの試験中、カメラから顔が映らなくなったので、その際に注意を受けました。これは、これまでも注意を受けることはありましたが、すぐに修正しましたので、これまでの試験結果には影響していません。
・2月8日のReadingの試験中に、一時的に画面がデスクトップに変わり、試験が中断しました。1分ほどです。これは、試験官のミスと思われます。これについての審議の可能性もあるかと思います。
・2月8日のWritingの試験中に、いつもの通り、軽く声を出してタイプしていました。これを注意されました。注意後は、すぐに改善しました。これを指摘されたのは、初めてです。
・試験の個人確認IDはパスポートではなく、運転免許証を使っていました。これについては、今まで、指摘はされましたが、問題なく試験はできていました。
・自宅受験を行う部屋ですが、入口がガラス張りなのです。このガラス張りの扉を背にし、試験官から見えるようにテストを受けるよう指示されましたが、パソコンのアダプターが短く、その位置では充電しながら受けることができないため、違う位置で試験を受けれるよう主張し、8日の試験までは許されていました。しかし、15日はそれが許されず、ガラスの扉を背に試験を受けました。その日に、父が入って来てしまったのです。そのため、強く疑われている可能性もあります。
などがあると思います。
この後、すぐにETSに釈明のメールを送りました。
これは、スコアキャンセルになる可能性はありますでしょうか?お考えを教えてください。よろしくお願い致します。
AYさん
ご相談内容に対してブログ記事内で回答しました。
そちらをご確認ください。
https://tofure.com/?p=25595
続報がありましたら、是非、お知らせください。
Katsurayama
たびたびお世話になっております。
近日、TOEFLの支払い方法にアップデートがされた(アメリカドルか、日本円で支払うか選択肢が出てくるなど)のですが、大学に結果を送付しようとしたところ、カード決済時にtry another payment method or try again later. error 481の文字が出て決済することができませんでした。また、来週の受験の予約も申し込みの時点でエラーが出てしまいました。
5日ほど前に他大学に結果を送信したばかりなので、こんなにもすぐにカードがブロックされているとは考えにくいと思います。以前Home editionの休憩中に違反だと知らずにペーパーを見てしまい、テストが強制終了になったのですが、その時の違反行為から私自身がETSからブロックされているのでしょうか?(その後も受験をすることができた上に、5日前にもスコア直送の支払いはできていたので考えにくいとは思いますが)。また、ETSが予告なしにメンテナンスをしている可能性もあるのでしょうか?
一度にたくさんの質問をしてしまいすみません。よろしくお願い致します。
Yuさん
私が3日前(6/17)に公式模試を購入したときは何の問題もありませんでした。
ETSは今回、Essentialsを追加するためにシステムをアップデートしましたが、バグが発生しているのかもしれません。
再度同じ手続きを行って同様のエラーが表示されたら、ETSに連絡して解決を求めてはいかがでしょうか。
Home Editionの休憩中にメモを見たことによる違反行為が影響しているとは思いません。
過去に同様の報告をいただいた方々はその後、皆、問題なく受験できています。