TOEFLエッセイWritingでよくあるミス その1
今回は、TOEFL エッセイWritingでよくあるミスについてのお話。
以下、トフレの受講生の方が提出されたエッセイの中の一文ですが、どのように修正すればよいか分かりますか。非常に基本的なポイントです。
These days, many company replace their employee with personal computer that can do a lot of things.
いかがでしたか。ミスをすべて見つけられたか自信ありますか。解説します。
These days, many company …
そりゃ、manyの後は複数形にしなければなりません。
この方もうっかりcompaniesにするのを忘れたのでしょう。その後の動詞はreplaceとsがついていませんし、theirで受けていますね。
ただ、その後の employee、computer も複数形にすべきと分かりましたか。
TOEFL Writingとしては非常に基本的なポイントであり、ここでのミス探し自体は多くの方にとって難しくなかったと思います。
でも多分、ほどんとの方がエッセイを書く際、「複数形で書くべきなのに単数形で書いてしまった」という経験を今でもすることがあるのではないでしょうか。
このタイプのミスはヒジョーよくあります。日本語にはない感覚ですしね。単数と複数の使い分け。
だから manyの後はcompaniesとすることができても、つい employee、computer と書いてしまう。
このようなミスをしがちな人は、名詞を書く際に頭の中に思い描いてほしいのです。
イメージしているその名詞は、一つなのか、それとも二つ以上なのか。
先ほどの文での「社員」「パソコン」ともにイメージされたのは多くの社員、パソコンのはず。
ならば employeeS、personal computerS にすべきです。
この考えが名詞表現すべてに対してうまくいく訳ではありませんが、そのような意識を持つだけで基本的な文法ミスの多くが避けられ、結果、Writingのスコアが上がるかもしれません。
ちなみに、以下、弊社のネイティブ添削者が修正した文。
These days, many company companies replace their employee employees with personal computer computers that can do complete BWC a lot of things tasks BWC.
先ほどお伝えした修正に加え、ここでは do a lot of things が complete a lot of tasks と書き換えられています。このように書き換えられたのは、別の表現にした方がいいため。
BWC はBetter Word Choiceの略であり、「もとの表現は間違いではないが、こちらの表現の方がよりよい」ことを示しています。
もちろんBWCのような記号だけでなく、修正の理由をコメントで伝えることもあります。
トフレのWriting添削がどのようなものかは、無料体験授業 からご確認ください。
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