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Readingスコアアップのためにペーパーバックを読んだ方がいい?

2021.01.05

トフレのReadingコース受講を開始したばかりの方から以下の内容のご質問をいただきました。
(内容はそのままですが、文面を少し変えています)
同様の疑問をもつ方もいらっしゃるであろうと考え、質問に対する回答をブログ記事で扱うことにします。

 

ちなみにこの方は、最近本試験を初受験し、Readingセクションで24点を獲得。

 

(ご相談内容)

問題を時間制限内に読み終わることができず、焦ってしまい、読んでも頭に入ってこなかった。
仕事で英語論文を書いたり読んだりはするが、適当に部分的に読んでいるだけなので、根本的に読書量が足りないのかと思っている。
まずはReadingコースを真面目にやるというのでよいか。
ネットで検索すると、英語の本(ペーパーバック)をまずは10冊読むべき、と書いているものもあるが、タイムスケジュール的にそれは難しいと思っている。
しかしながら、英語の本も(気分転換がてら)読んだほうがよいのでしょうか。

 

私のもとには受講生の方々から様々なご相談が届きますが、私は必ずその方のスコア(TOEFLスコアがまだない場合は、その人の英語力を示すもの)を確認しています。この方は

 

> 問題を時間制限内に読み終わることができず、焦ってしまい、読んでも頭に入ってこなかった。

 

とのことですが、同じ内容をReading 15点の人が言うのと、24点の人が言うのとでは実際の状況が大きく異なるからです。
なので、ブログ記事上のアドバイスにおいて、基本的にはどのくらいの実力の方が対象なのかできるだけ示すようにしています。

 

このご相談をいただいた方が初めて受けたTOEFLでのReadingスコアは24点。Readingで24点だと、だいたい80%くらいの正解率(7問間違いくらい)。
(ちなみに15点だと50%くらいの正解率)

 

問題を時間制限内に読み終わることができず、焦ってしまい、読んでも頭に入ってこなかった。

 

とは言っても、8割くらい正解(間違ったのは7問くらい)なので、読み終わることができなかった前は、かなり理解できていて、正解率も高かったと分かります。

 

実際のところ、残り何問に対して「焦ってしまい、読んでも頭に入ってこなかった」かは分かりませんが、それが数問であるなら、仮に時間制限なしで解いていたら、9割くらい正解できて、27-28点くらいになっていたかもしれません。

この高い正解率を保ちながらも、問題パッセージを速く読んだり、設問を速く正解できるようになれば、制限時間内に27-28点が取れる可能性が高いと推測されます。
(今回受験された問題に対しての推測であり、問題が異なれば結果が大きく変わる可能性も十分にありますが、そこは気にせずに話を進めます)

 

では、どうすれば問題パッセージを速く読んだり、設問を速く正解できるようになるのか。

 

1.単語力の向上

 

問題パッセージの中に意味を知らない単語がいくつかあれば、その意味を推測しながら読むことになるので、その分、スピードが遅くなります。
TOEFLのReadingパッセージで使われるアカデミックな単語を、多くのReading問題、または単語本への取り組みを通して養成していけば、読むスピードが速くなるだけではなく、内容をより正確に取れるようになります。

 

2.問題解法の習得

 

どの問題タイプに対してはどのように解く、どのようなポイントに注目するなどを身につけることによって、問題を解くスピードと正確性が上がります。

 

3.背景知識の養成

 

1、2と比べれば限定的ではありますが、多くの問題パッセージに取り組み、理解していくことで、アカデミックな背景知識が身につき、似たような内容の問題が出題されたときに分かりやすくなります。

 

4.英文処理速度の向上

 

単純に英文を読むスピードが上がれば、問題解答も速くなるということ。
多く読むことにより、英文に慣れ、より速く理解できるようになるのを狙う。

 

例えば、ペーパーバックなどを10冊も読めば、それなりに英語を読むのに慣れるでしょう。結果、英文を読むスピードが体感できる程度で上がる人もいるはず。

 

しかし英語の本を多く読んでも、上の1、2、3は身につきません。
(単語力は上がっても、アカデミックな英文で使われる単語は多くの場合、異なります)
よってもともと1、2、3の力が高ければ、4の向上により成果が出ることもありますが、もともと1、2、3が低い人が単に多くの本を読んでもスコアアップに全くつながらない恐れがあります。

 

とはいえ、ご相談いただいた方はゆっくり読めば正解率は高そうなので、英文を多量に読むことにより成果が出る可能性もあるとは思います。
しかしながら、もともと英語論文を多く読んでいる人なので、更に多くを読むことによる高い効果は期待できなさそうです。
(気分転換で読むのは、もちろんやらないよりはやった方がいいですが、そこでの効果はあまり期待できません)

 

ご相談の方はこれからトフレのReading Deltaコースの受講を進めていくので、私からのアドバイスは

 

Readingコースの受講を進めることにより「単語力」「解答力」「背景知識」「英文処理速度」、そして「論理力」を養成し、TOEFLスコアアップに求められるReading力をアップさせましょう

 

になります。

 

TOEFL対策を直接行うよりは、TOEFLとは関係ない英語の内容のものを読んだり聞いたりする方が楽しいので、そちらが気になる人がいらっしゃるであろうことは理解できます。
しかしTOEFLとは関連の低い英語への取り組みによってTOEFLのスコアアップを目指す方法は、多くの場合、大きな効果を期待できません。

 

もちろん、少数ながら効果が出る方がいるであろうことは否定しません。ですが、そのやり方が自分に当てはまるかどうかは上記内容を踏まえて判断しましょう。

 

以下、今回の記事内容に関連したもの。興味ある方はご一読ください。

 

» 【改訂版】多読はTOEFL Readingスコアアップに有効?

 

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