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現在TOEFL 50点前後、3-4ヶ月後に80以上獲得するには?

ブログのコメント欄に以下のご相談をいただきました。

 

ブログを拝見させて頂きました。大学3年生です。
本日3月27日に受験したTOEFLの結果がオンライン上で公開されました。昨年の12月にも受験して、今回が2回目になります。

 

12月 Total 48, R 10, L 12, S 12, W 14
3月   Total 51, R 14, L 10, S 13, W 14

 

3ヶ月間、TOEFLの予備校に行って過去問や授業など受けていました。目標は80点で、もっと点数が上がっているかと思っていたので、ここからどうしたら良いのか分かりません。行っていた予備校にも的確な改善のアドバイスがもらえず、途方に暮れています。
11月に編入試験があり、そこでTOEFLのスコアが必要なので、最低でも8月の試験で80点を取りたいです。3-4ヶ月で30点のスコアアップは可能でしょうか。

 

大学生ということですし、日々の学習時間が多く取れるなら8月までに80以上の獲得は可能と考えますが、実際どのくらいの可能性があるか、つまりその可能性が高いか低いかは何とも言えません。

 

なぜなら

 

これまでどのような対策をされてきたのか
これまでどのくらいの学習時間を費やしてきたのか
今後、対策をどのように進めていくのか
今後、どのくらいの学習時間を費やせるのか
TOEFLにおける現在の実力

 

などが不明なので。

 

よってここでは現時点で私がお伝えできるアドバイスについて書きます。

 

1.公式模試を受けましょう

 

まずお勧めするのは公式模試の受験。

 

3ヶ月間予備校に通った成果が3月の試験では見られなかったとのことですが、1回だけの結果では判断が難しいところがあります。
スコアは試験を受ける度に上下するものであり、3ヶ月間の通学を通してTOEFLにおける実力が向上したにも関わらず、初受験のときは高めのスコア、次の受験では低めのスコアが出ることもあるので。

 

初受験でのR 10, L 12はともに40%くらいの正解率。
つまり60%くらいは不正解であり、正解できているか分からなかった多くの問題での適当クリックがたまたま正解になるか不正解になるかによって数点くらい上下することも。
なので、現在のTOEFLにおける実力をより正確に測定するために公式模試受験をお勧めします。

 

以下の公式模試なら3,000円くらいで受験できます。
模試なら受験後、RLのどの問題を間違ったのか、何問間違ったかをチェックできるので、実力判定がしやすいという利点も。

 

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模試を受けたら意外とよい結果が出て、これまで3ヶ月間の取り組みの成果を実感できるかもしれません。
例えば Reading 18(+4)、Listening 15(+5)なら3月と比べ+9で、SWが同じならトータル60点になります。
80へはそこからまだ大幅に伸ばす必要がありますが、それでも今後の取り組みに対する気持ちや自信が変わると思います。

 

2.セクション別目標スコアを定めて対策を行いましょう

 

80点獲得のために私がお勧めしているセクション別の一般的な目標は、R 23, L 22, S 15, W 20。
(R 23は8問間違いくらい[76%ほどの正解率]、L 22は8問間違いくらい[71%ほどの正解率]、S 15は評価点平均2くらい、W 20は評価点平均3くらい)

 

これから書くことは、以下のYouTube動画の内容とほとんど同じになりますが、

 

 

過去2回のSpeakingスコアは12と13。
Speaking 12, 13は4問中3問で評価点2、1問で評価点1だったと推測されます。
Speaking 15は評価点平均2で取れるスコア。
Speaking 12, 13のときIntegratedでの回答がうまく行かなかったなら、今後の取り組みを通してReading力、Listening力が向上すれば、問題内容の理解が高まり、より話しやすくなるはず。
3ヶ月間の予備校授業でSpeaking対策をいくらかはやったでしょうし、Speaking対策をほとんどしなくてもSpeaking 15くらいが十分に狙えると考えます。

 

続いて、Writing。
ここは14を20にアップさせなければなりません。
動画内で伝えていますが、Writing 14ならIntegrated、Independent両方の評価点平均が2であったと推測されます。
このWritingの評価点2を3にアップさせなければなりません。
Writing評価点3は比較的取りやすく、適切なWriting対策を行い、エッセイをIntegrated、Independentそれぞれ何本か書いて、添削による修正・評価点から学べば1-2ヶ月の対策で十分に獲得可能です。
しかしIntegratedではReading、Listeningの理解がポイントになるので、そのためにもReading力、Listening力の向上が求められます。

 

というわけで 80以上獲得はReading力、Listening力の大幅向上がカギ。

 

公式模試が R 18, L 15くらいであっても、3月同様 R 14, L 10くらいであっても、いずれにせよReading、Listeningを大幅に向上させないと80以上の獲得はかなり厳しいです。
これからの2-3ヶ月間、Reading、Listening対策を優先させ、20以上のスコアが取れるようになるのを目標としましょう。
そのためには、まずこれからの1ヶ月間、ゴールデンウィークが終わるまで、どれだけReading、Listening対策を進められるかにかかっています。

 

6月までにReading、Listeningで20以上が取れるようになれば、その後 Writing対策を優先させながら Reading、Listening対策を並行していくことで、80以上の獲得がかなり現実味を帯びてきます。

 

ということで、コメント欄でいただいたご相談内容のわずかな情報に基づいてのアドバイスを書きました。
(受講生の方からのご相談だったら、いくつもの質問に回答してもらい、より詳細に状況を把握してからアドバイスをします)
3ヶ月間の授業を通してどれだけのことを学ばれたのかが気になりますが、50点前後からのスタートの場合、3ヶ月後に80以上を狙うなら、効果的な対策を行ったとしても、かなりインテンシブに(一般的には毎日数時間以上)取り組むことが求められます。
8月までまだ4ヶ月以上あります。気持ちは前向きに、しかしTOEFLはスコアが上がりにくい試験であることを踏まえて取り組みを進めていきましょう。

 

 

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