持続可能な学習をしていますか?
先日の投稿
でTOEFL学習に取り組んでいる皆さんの士気を多いに鼓舞したつもりです。
ウェブトフル受講生の方からも、
「実際に周りの人がどれだけ勉強した結果、高スコアを獲得しているかを知ってよい刺激になった」
というコメントもいただきました。
多くの方が「俺もやるぜ!」「私もやるわ!」と意気込んで週末をむかえられたのではないでしょうか。
そして週が明けました。
実際の取り組みはどうでしたか?
「これまでにないくらい充実した学習ができた」
「いつも通り、それなりの時間取り組みんだ」
という方はこの調子で学習を続けていきましょう。
しかし、中には
「期待したほどの時間、取り組めなかった」
「予定よりも短い学習時間になってしまった」
という感想を持つ方もいらっしゃるでしょう。
実際、107を獲得したSさんのように平日3-4時間、週末8-10時間学習できる方は少数派と思われます。
「できたらそれだけ勉強したいが、そこまでの学習時間を確保できない」
という方は多くいらっしゃるはずです。
ではどうしたらよいか?
最近お話したことの繰り返しになりますが
まずは、何かを削り、何かを活用して学習時間を確保する。
そして、限られた時間で効果的な学習を追求する。
効果的な学習とは、学習を通して実力の向上が感じられるもの。
実際に週末の取り組みの結果、
「より読めるようになった」
「より聞き取れるようになった」
「より話せるようになった」
「より書けるようになった」
と実感できましたか。
もちろん1回の週末だけでは劇的に実力は向上しません。
しかし取り組んだ問題に対して、より「読める」「聞き取れる」「話せる」「書ける」ようになっていれば、問題を通して実力が少し向上したと言えます。
そして、そのような学習を続けていけば、実力はさらに上がり、スコアもアップします。
反対に、効果的ではない学習とは、一定時間の取り組みのあと、実力の向上が実感できないもの。
例えば、
「シャドウイングをたくさん行ったがより聞けるようになった実感がない」
「単語集の単語を丸暗記しているが、より読めるようになった実感がない」
という場合、その学習法は自分には向かないと判断すべきです。
実力が向上しているという実感があれば、継続的な学習を支える、次の学習へのモチベーションが生まれます。
そして継続による積み重ねがスコアアップとして結果に現れます。
とは言っても、時間が短すぎれば実力は大幅に上がることはありません。
時間があまりとれないという方は、取り組むべきセクションを絞る(例えばListeningだけといった1つのセクションや2つのセクションのみに取り組む)ことによって、そのセクション対策に費やせる時間を増やしましょう。
TOEFLはすぐにどんどんとスコアが上がっていく試験ではありません。
誰にでも伸び悩む時期が訪れます。
そんな伸び悩みの時でも、実力の向上が実感できる学習を継続できれば、その先にはスコアアップが待っています。
TOEFL学習が嫌になって離れてしまうと、再開した際、マイナスからのスタートになります。
持続可能な学習を行うためには
TOEFL対策に費やせる時間が限られていることを嘆かない。
セクションあたりの学習時間を確保するため、取り組むセクションを絞る。
実力の向上を実感できる学習を行い、モチベーションを維持する。
効果的な学習の先にスコアアップがあることを信じる。
長期間離れると、これまで積み上げたものを失うことを認識する。
TOEFL対策に利用可能な時間を最大限に有効活用することを心がけながら、継続的な学習を行っていきましょう。
その先にはスコアアップが待っています。
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