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TOEFL対策をしたいが YouTubeやインスタをつい見てしまい、あまり学習できない …

オンラインTOEFL対策コースの受講生の方から以下の内容の相談をいただきました。
文言は若干変えていますが、以下のご相談内容を掲載しブログ上で回答することに対してご本人から許可をいただいています。
同様の悩みを抱えている人に対しても参考になれば幸いです。

 

最近の学習時間はあまり時間を確保できていなく、モチベーションが下がってきている気がする。

学習時間を増やすためには、計画を立てて学習を進める必要があるが、なかなか計画通りに進められていない。

家では机に座るもののスマホについ手を伸ばしてしまい、YouTubeやインスタを見てしまうのが原因と思われる。
また、お酒を飲んで眠くなって勉強せずに寝てしまうことも多々ある。

 

TOEFLで大幅スコアアップが必要な場合、対策の期間が数ヶ月以上になることも多く、その期間に自身を取り巻く状況が変わり、結果、モチベーションに大きく影響することがあります。

 

今回ご相談いただいた内容はかなり深刻なよう(少なくとも私はそう考えます)。というのもYouTubeやInstagramのようなSNS(英語では一般的にsocial mediaという表現が使われます)は、利用者ができるだけ多くの時間をそこで費やすように仕組まれているからです。結果、中毒のようになってしまう人も。そのようになる人がいるのは私が言わずとも皆さん誰もが知っていること。

 

とはいえ「自分はYouTubeやInstagramにそんなに時間を取られていない」と考える方も多いでしょう。実際にTOEFLで大幅スコアアップを達成する人は皆、YouTubeやInstagramなどの視聴にあまり時間を取っていないはず。social mediaとの付き合い方は、学習時間の確保において非常に大切なので、今回相談をいただいた方だけではなくTOEFL対策をしている皆さんにお伝えしたいと考え、記事にすることにしました。

 

「social mediaにあまり時間を使っていない」という人は、これから書くことを読む必要はありません。social mediaは中毒性があるものの、誰もが依存するわけではないので。しかしながら、お酒やタバコなどの嗜好品をやめられない人がいるようにsocial mediaに日々多くの時間を取られてしまい、結果、やりたいと思うことができなくなってしまう人も。

 

今回ご相談いただいた方のように

 

「YouTubeやインスタをつい見てしまい、結果多くの時間が取られ、やりたいと思っている学習ができない」

 

という方は、まずは「自分はやめたいと思っているものがやめられない状態(中毒)になっている」と理解してください。そのような状況であり、簡単に解決できない問題と認識しなければなりません。例えば、私が「YouTubeを見る時間を半分くらいにしましょう」というアドバイスをしても何の効果もないはず。少しだけ見ようと思っても、他の動画も気になり、結果、多くの時間を費やしてしまうことになるので。

 

 

1.仕事や学校、私生活からかなりのストレスを受けていませんか?

 

私が相談者の方に関して気になるのは、仕事や学校、私生活でストレスを受けているかどうか。物事が自分の望むようになっていないことで心理的負担を感じていると解消のための快楽が必要になります。

 

例えば、仕事が変わって失敗が多かったり、職場・学校などの人間関係や恋愛がうまくいかない場合、そのストレスを解消しないと心が落ち着きません。相談者の方は「お酒を飲んで」と学習に対して明らかにマイナスになる行動をしています。TOEFL対策を開始したときとは状況が変わり、感情に左右されずに集中して勉強することができない精神状態なのかもしれません。

 

そのような場合、根本となる問題が解決しないと学習に専念できません。場合によっては時間の経過により心が落ち着くのを待つしかないかも。そのような問題が存在するのか。存在する場合は、解決可能か、または時間の経過に身を委ねるしかないのかを見極めましょう。今は学習に集中できない状況ならば、目標スコア獲得先延ばしにより、いちど精神的に楽になって、前向きに日常生活を送るという判断もありでしょう。
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2.スマホの誘惑から距離を置くには?

 

仕事や学校、私生活では特に問題を抱えていない場合でも、スマホの誘惑に負けてしまうことはよくあります。上に書きましたが、socail mediaやアプリは皆さんの時間をできるだけ多く奪おうとするので自分を律することは簡単ではありません。

 

以下、小林さやかさんが行ったスマホの管理方法。

 

 

皆さん、物理的にスマホを触れないようにしたり、SNSアプリを削除したり、制限して学習時間の捻出方法を工夫されているよう。

 

social mediaやアプリは上手に遊びに誘ってくる友人のようなもの。自分を遊びに連れ出そうとあの手この手と様々な手段を駆使してきます。なので自分の時間を作る一番の方法はその友人との付き合いを絶ったり、友人の数を減らすこと。YouTube、Instagram、Twitterのフォローを大幅に削減する。もしそれでもうまく行かないならアプリを(一時的に)削除する、またはスマホ画面の中でアイコンがすぐには目につかない場所に置く。

 

何かを得るには何かを失わなければなりません。

 

TOEFLで大幅スコアアップにより目標スコアを獲得し留学を実現するには、TOEFL対策に多くの時間を費やさなければなりません。上でツイを紹介した小林さやかさんは毎日8時間くらいの学習を継続したからこそ、大幅なスコアアップを達成し、最終的には104点という高得点を獲得されました。

 

YouTubeは楽しいし、SNS上での友だちや有名人の様子も気になるし、Twitterでいろんな意見を読むのは大切。

 

というのは分かるのですが、それを続けてあなたが得たいと思っているものは手に入りますか? YouTubeやインスタ、Twitterの活用を仕事にするなら、そこで多くの時間を過ごすことはその後の自分の人生にとって有意義になるでしょう。

 

しかしTOEFLでのスコアアップ(その結果、留学や進学の実現)には、YouTube、Instagram、Twitterで過ごした時間はモチベーションアップにつながりはしても、それ自体が実力向上をもたらすことはありません(学習コンテンツを除く)。Social Mediaに費やす時間をいかに減らすかはTOEFLでの成功の秘訣と言えます。

 

YouTubeやTwitterなどで紹介される学習法などが参考になることはあるでしょう。しかしそもそも学習をあまり実践していない人が、よりよい勉強方法を考えても実力は向上しません。

 

机やテーブルで、学習に集中できる時間を確保する。そのためには何かを減らす、捨てる、諦める。

 

「上手に遊びに誘ってくる友人たち(SNSやアプリ)とはどうしても縁が切れないし、彼らとの付き合いは楽しいからやめられず、ダラダラと長い時間を過ごしてしまう」

 

ならTOEFLでの大幅なスコアアップは極めて困難です(というかほぼ無理です)。あなたはTOEFLで高得点を獲得して留学や進学を実現するのを断念しますか?

 

よーく考えてください。すぐに結論を出す必要はありません。2-3日や1週間くらい、常に、ご飯を食べているとき、歩いているとき、ソファでゆっくりしているとき、お酒を飲みながらもでもいいでしょう。ずっーと考えてください。

 

あなたにとって最も大切なものは何か。あなたは何を達成したいのか。あなたはどんな人生を送りたいのか。

 

欲しいものをすべて手に入れる人はいません(そのように見える人はいますが、実際はそうではないものです)。

 

あなたにとって最も大切なことのために犠牲を払いますか? 大きなことを成し遂げるにはそれなりの期間、それなりの努力が求められます。あなたは何を選択しますか?

 

TOEFL対策は自分でやるもの。人にやらされるものではありません。私はあなたがどう生きるかに関して何も言えませんが、TOEFL対策をどう進めるかのアドバイスはできます。現在、人生の大きな岐路に立っているのかもしれません。過去、現在、未来の自分を見つめ、今後の生き方をよく考えましょう。

 

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