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TOEFL公式模試を活用し、目標スコア獲得に役立てましょう!

追記:以下のブログ記事の内容をYouTube動画にしました!

 

 

TOEFL公式模試の活用方法を伝えます!
本試験受験料245ドルを節約できるだけでなく、模試の結果をその後のTOEFL対策に役立てましょう。

 

TOEFL本試験を受ける時期は目的により、以下の3つの段階に分けられます。

 

ステージ1:初受験し、問題や試験環境を知る、TOEFLにおける実力を測定する
ステージ2:実力の向上を確認する
ステージ3:目標スコア獲得を狙う

 

ステージ1と2での公式模試の活用により、本試験受験回数を少なくし、受験費用を大幅に減らしましょう。

 

 

ステージ1:初受験し、問題や試験環境を知る、TOEFLにおける実力を測定する

 

これからTOEFL対策を始めようと考えている方は、まず本試験を受けるべきか迷うかもしれません。
私のお勧めは、対策を開始する前、または対策を始めたばかりの頃での本試験の受験。
この受験により、実際の問題はどのような難易度や制限時間で、またどのような環境であるかを体感できます。

 

また何より、現在の自分の英語力で何点が取れるかが分かります。トータルおよびそれぞれのセクションのスコアに基づいて、目標スコア獲得にはどのくらいの期間がかかりそうか、どのセクションの対策を優先すべきかなどを判断できます。

 

とはいえ、最初の実力試しに245ドルも払いたくないという方もいらっしゃるでしょう。実は、本試験の代わりに公式模試を活用することができます。自分のTOEFLアカウントから購入できる公式模試で大まかな実力測定を行ってもいいでしょう。
(左下の Shop for Test Preparation から公式模試を購入できます)

 

 

 

本試験が245ドルに対して、TOEFL Practice Online、通常TPOと呼ばれる公式模試は46ドルほど。本試験と比べ200ドルくらい安いです。
29ドルのTPO31の方は「本試験受験の予約をするときだけ」購入できます。

 

 

 

公式模試TPOは実際に過去に本試験で使われた問題であり、現在、Volume 29と30が購入できます。

 

 

 

TOEFL試験の日本事務局のオンラインショップだと5,000円ほど。現在、こちらから購入できる公式模試TPOのVolumeは60-64 の5つ。
現在の為替レートでは46ドル+ 消費税で$50.55は7,700円ほどなので、2,700円くらい安く購入できます
(公式模試には消費税がかかります。本試験の受験には消費税はかかりません)

 

 

 

ただし、公式模試を日本事務局のオンラインショップから購入する場合、ETSアカウントからとは異なり、購入直後に受験できません。受験料支払い完了後、「入金確認後3~5営業日以内に」利用番号であるSession Numberがメールで送られてきます。しかしながら実際のところ、平日だと翌日での送信が多いよう。とはいえ「土日祝日の送付はございません」とのことなので、土日に受けたい場合は、遅くとも木曜日までに申込みましょう。

 

ここまで、公式模試TPOでも大まかな実力測定ができると伝えましたが、公式模試ではSpeakingとWritingセクションはAIによる採点のみであり、人間の採点官が評価していない模試でのSpeaking、Writingスコアは参考程度と考えてください。
それに対して、Reading、Listeningは本試験で何点くらい取れそうかの正確な判断ができると言えます。

 

このような模試の特徴から、現在の英語力と目標スコアの差が大きいと予測する人、つまり本試験を受けても目標スコア近くが取れないと思う人は、本試験は受けずに公式模試による実力測定で十分と考えます。

目標スコアまでの差が大きい人は、まずはReadingとListeningセクションでの大幅なスコアアップから取り組むべきであり、そのためにはとりあえず、Reading、Listeningの実力が正確に測定できればいいので。

Reading、Listening対策により実力が向上したときに本試験を受け、そこで改めてSpeaking、Writingの正確な測定を行い、その後のSpeaking、Writing対策に活かしましょう。

 

ということで、ステージ1での本試験、または公式模試の受験をお勧めします。ここで1回受けるとTOEFL試験自体とTOEFLでの自分の英語力に対しての理解が深まり、その後の取り組みのモチベーションアップにつながるだけでなく、対策を効果的にするための戦略的判断が可能になります。

 

また最初に受けておくと、その後のTOEFL対策の効果を測定できます

例えば 2ヶ月間、ReadingとListeningの対策を行ったとして、2ヶ月後の本試験または公式模試のスコアがReading 20、Listening 18だった場合、そのスコアが2ヶ月間の取り組みの結果、かなり実力が向上した結果なのか、それとももともとの実力とあまり変わらなかったのか、どちらか分かりません。

公式模試なら多額な受験料ではありません。TOEFL対策がより効果的になれば、本試験の受験を1-2回、場合によってはもっと減らせます。
トータルの出費を節約するため、そして何よりもTOEFL対策をより有効なものとし、対策期間を短くするためにステージ1で受けておきましょう。

 

 

ステージ2:実力の向上を確認する

 

TOEFL対策を開始してから毎月のように本試験を受ける人がいますが、目標スコアまでかなり隔たりがある、例えば、目標スコアと現在のスコアが20点以上離れているのに頻繁に本試験を受けてもすぐに目標スコア近くは取れません。

 

TOEFL対策の効果を測定するための実力確認なら公式模試で十分であり、また公式模試なら受験後、問題の見直しが可能です。何問間違ったのか、どの問題を間違ったのか確認でき、その後の取り組みに役立てることができます。
何度も本試験を受ける代わりに模試を活用し、TOEFL対策の費用を減らしましょう。

 

 

ステージ3:目標スコア獲得を狙う

 

対策により実力が向上し、目標スコア獲得が期待できる段階に到達したら、本試験を多く受験しましょう。

目標スコアを獲得できるだけの実力が身についても、1回の受験で目標スコアに到達するかは分かりません。スコアは受験の度に数点くらい上下するものなので。ステージ3では、何回か受験するつもりでいた方がいいでしょう。

 

 

以上、TOEFL公式模試の活用方法を紹介しましたが、実際にどのように使うかはその人の状況によって変わります。ご自身のTOEFL対策に公式模試をどのように役立てるか、参考にしてください。

 

公式模試の受験では10人に1人くらいの確率で、問題が発生して受験が上手くいかないことがあります。
(ほとんどの場合、全く受けられないということではなく、一部のセクションの受験が上手くいかず、スコアが出なかったり下がってしまう)

 

なので、以下の注意点に必ず目を通してから公式模試を受けましょう。

 

» 購入前によくある質問(ETS Japan)

» トラブルシューティング(ETS Japan)

 

 

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