TOEFL iBTは、英語を母国語としない人が、英語圏などの大学・大学院で学ぶために必要な英語力を測定する試験です。
問題は、大学の教養課程の教材や、キャンパス内の会話などをもとに作られています。
※ TOEFLには、学校などの団体で受けるペーパー試験のITPなど、他の種類もありますが、ここでは留学・入試でスコア提出が求められるiBTの話をします。
Reading、Listening、Speaking、Writingの4つのセクションがあり、それぞれ30点満点、合計で120点満点です。
試験はコンピュータ上で実施され、Speakingではマイクで音声を録音し、Writingではタイピングで回答します。
Speaking、Writingには「読んで・聞いて」から「話す/書く」といった統合型の問題形式(Integrated Tasks)も含まれています。よってSpeaking、Writingでの高得点獲得には、Reading、Listening力がカギになります。
受験時間はおよそ2時間。公式スコアは試験日から4-8日後に確認できます。
※ Reading、Listeningのスコアは非公式ですが、受験終了後に分かります。たまにではありますが、そのスコアが公式スコアで変わることがあります。
試験は全国50か所以上のテストセンターで、月に数回、水曜・土曜・日曜に実施されています。
※ 水曜日に受験できる会場は限られてます。御茶ノ水ソラシティ会場は7-9月ほぼ毎日開催
TOEFL iBTには、自宅で受けられる「Home Edition」もあります。試験の内容や形式はテストセンターでの受験と全く同じ。
試験中は、パソコンのカメラ(内蔵または外付け)と、スマホなどの2台のカメラを使って試験官による監視が行われます。
なお、志望校によっては自宅受験のスコアを認めない場合もあるため、事前に確認しましょう。
上記の記事内容を以下のYouTube動画で確認できます。