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発音とListening Comprehensionの関係 その1

Listening Delta 18 Dayコース受講生のAさんから、Listeningにおける発音の役割に関して以下の相談をいただきました。
いただいたメールの一部の掲載の許可をAさんからいただきましたので、このブログ上で回答させていただきます。
Aさんと同じような疑問を持っている方も多くいらっしゃるはずです。

(Aさん、掲載に快諾をいただき、ありがとうございます。)

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英語の発音に関してご相談させていただけませんでしょうか。

先生の学習方法は、

「聞こえた音を、自分で完全に真似て発音する、自分で発音ができない音は聞こえない」

という趣旨で、発音を意識した学習になっているかと思います。

いかにも日本人的で「英語の勉強のための勉強」のような質問で恐縮ですが、リスニングができるようになるには、

「ネイティブの発音を自分で完全に真似て発音できるようになることが必要であり、自分で発音できないものは聞き取れない」

ということから考えますと、まずは「日本語とは違う英語の舌の位置」など、発音の基盤となることを学ぶことから始めないといけないのではないかと感じています。
(私は、舌の位置などを意識して英語の発音を学んだ記憶があまりなく、発音記号も読めません)

そうした発音の基盤がない中で、今のように「自分なりに」ネイティブを真似て発音をし続けることに、疑問を感じ始めています。

例えば、私の友人に2年間留学した者がいますが、帰国後にTOEFLを受けた際、S以外のセクションは満点近かったのに、Sは23点(発音が苦手な日本人の壁というべき点でしょうか)で、結局留学しても発音の能力が上がらなかったと嘆いていました。

その友人が言うには、「舌の位置を意識した発音」、「発音記号」の勉強から始めないと、(正しい舌の位置や口の動かし方がわからない)独学では発音の向上が臨めないということでした。

少し考えすぎかもしれませんが、私の考え方に対するご意見と、発音の向上に最適な教材がありましたら、お教えいただけませんでしょうか。
(ここで私が意味する発音は、舌や口の動かし方といったことであり、対面で誰かに教わる以外に方法がない気もいたしております)

「理屈っぽくそんなことを考える前に、自分なりに聞こえた音を真似て発音すればよい」ということであれば、引き続きそのように勉強を続けたいと思っていますが、リスニング力があまりに伸びないため、勉強方法に確信を持たせるためにも、大変恐縮ですが、お教えいただけると幸いです。

何卒よろしくお願い申し上げます。

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発音に関して、私は

>「聞こえた音を、自分で完全に真似て発音する、自分で発音ができない音は聞こえない」

>
ネイティブの発音を自分で完全に真似て発音できるようになることが必要であり、自分で発音できないものは聞き取れない」

とは考えていません。

そのような発言をListeningコース内で話したことも、過去にブログで書いたこともないはずです。

発音が上手でなくても、Listeningの実力を上げ、スコアアップを達成することは可能です。

発音が決して上手くはない移民の人が何の問題もなくコミュニケーションを取っているのは、留学したら日常的に目にする風景です。

しかし発音が上手にできなくても、発音を正しく聞き取ることは極めて大切です。

だからこそListening Delta 18 Dayコースでは、英語の発音上の音声の変化や省略に関して授業内で説明をしています。

例えば、アメリカ人の友人に

Why don’t you meet her there at eight?

と言われたとします。

この文では細かいものも含めて、様々な音声の変化や省略が起こりますが、ここでは、meet herだけに注目します。

meet herですが、herのhの音が消えるような形で発音される場合があります。

hの音が消えれば、meet (h)er となります。

するとmeetのtが前後の母音に挟まれます。

tが母音には挟まれると北米の英語では多くの場合、「トゥ」の音ではなく、軽い「ドゥ」と濁った音になります。

よって、meet herで、カタカナにすると「ミードゥァ―」という感じの音になりえます。
(カタカナで表現するのはかなり難しいです)

「ワィ ドンチュー ミードゥァ― ゼァ アッ エイッ」

と言われても

Why don’t you meet her there at eight?

に対して

「ホワイ ドンチュー ミィートゥ ハ― ゼァ アットゥ エイトゥ」

という音しか知らなければ、意味を理解できる訳がありません。

ということで、Listening理解度を上げるための1つのポイントとして、

実際に頻繁に行われる音声の変化や省略に慣れることが挙げられます。

そして、変化した、省略された音声に慣れるための手段の一つとして、音声の変化や省略の法則を学ぶことは非常に有効です。

ちょっと長くなりましたので、続きは次回に。

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