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「ダミー問題」に関して その1

昨日開講したウェブトフルListeningコースですが、今日はアメリカにいらっしゃる方からお申し込みをいただきました。


東京やその近郊に住んでいる方は、
TOEFL対策を学ぶためにいくつも学校からの選択が可能ですが、それ以外の地域や海外にいらっしゃる方には、その選択肢は極めて少ないか、まったくないという現状があります。そのような方々にスコアアップに役立つTOEFL対策サービスを提供したいというのがウェブトフルの使命のひとつですので、我々の想いがつながったということに対して非常に嬉しく思います。

昨日、今日の2日間で申し込まれた方々にはある共通点が見られたりととても興味深い部分があるのですが、今後このブログで受講生の方々を意識した、また同じ悩みや課題をもっている方々にとっても有益な内容を発信していきます。


とまあ、延々と数回に渡って続いていたウェブトフルに関係する話はこのくらいにして、今日からは
TOEFL iBT受験者全員が「知りたい!」と思う話に移ります。


先日、コメント欄に以下のご質問ををいただきました。


初めまして。


初めて訪問させて頂きましたが、様々な情報があり、大変参考になります。

ひとつ、質問させて下さい。


TOEFL
でのダミーに関してです。


私自身、何回か
TOEFL試験を受けている中で、いくつか同じ問題にあたることがあります。これはダミーなのかどうかわからずに全力投球しているのですが、もしダミーだと分かれば、長時間試験の息抜きになるかと思います。


そこで質問させて下さい。


①以前に出された問題はダミー問題と考えていいのか?

②ダミー問題は最後のセットにくるのか?


上記
2点ですが、①に関しては、さすがに何回も同じ内容を採点対象としないのかなと考えているのですがいかがでしょうか?


②に関しては、色々とネットでも情報がありますが、確かに以前に見たことがある問題は最後のセットにきていた気がします(私の場合はリスニングでしたが、リーディングも同様とネット情報にありました)。


ネット情報では、リスニングに関しては、
IDカード紛失、大きなお花など、確かに私もみたことがある問題を指摘しています。


もし、確度が高いのであれば、非常に役に立つ情報かと思います。


以上、よろしくお願いいたします。


ご質問、ありがとうございます。


ちなみにこのコメントで語られている「ダミー問題」とは、
ListeningReadingセクションで出題されるスコアに換算されない問題のことを指します。


この「ダミー問題」を語るには、事前に説明が必要で、また色々な意味で、非常に語りにくいトピックでもあるので、数回に分けて話します。


ただ、このトピックに関して、質問者の方以外にも早めに結論を知りたいという人も多いでしょうから、先に結論を伝えます。


「本試験受験時に
ReadingListeningどちらかで出題される、スコアに換算されない問題(いわゆる「ダミー問題」)は、最後のセットに出てくることが多いと思われます。」


「また何回か受験すると最後のセットに、以前にも出題された問題が出てくることがありますが、これらは換算されない問題である可能性が高いと思われます。」


これらの結論はともに語尾を「思われます」としています。


なぜかというと、それを裏付ける統計的データが十分に無いからです。また試験情報というのは受験者の印象、思い込み、勘違いによって語られます。ですから、試験を受けた人から得る情報が正しいとは必ずしも言い切れません。

(実際に試験内容に関して間違って記憶している人はけっこう多いのです)


どの問題が換算されないというのは当然ながら
ETSから発表がないので、すべてが推測やたまたまその時がどうであったかの判断になります。


この問題全体で何回分の投稿になるか私自身分かっていませんが、自分が語れるものはすべてここでお伝えします。


次回の投稿は、そもそもこの「スコアに換算されない問題とは何か」という話から始めます。試験を受けたことがない人には何の話かわかりにくいと思いますので。

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