留学中の英語力アップ方法 その4 〜 Speaking編
これまで
留学中の英語力アップ方法 その1, 2, 3 〜 Listening編
として、留学が始まりながらもListening力をアップする必要性を感じている人たちが、自らが置かれた環境を生かしながら、聞き取る力を向上させるためのお勧め学習方法について書いてきました。
今回から、Speaking編が始まります。
Speaking編、第1回の今回は「あいさつ」について。
「えっ、留学を可能としただけの英語力がある人にとって、英語でのあいさつは難しいの?」
と思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、実際に留学を開始した方の多くは、あいさつへの返答で苦労した経験があるはずです。
例えば、廊下を歩いている時に、向こうからクラスメートが自分の方に歩いてきたとします。
その際、そのクラスメートがあなたに
Hey, how’s it going?
や
Hey, what’s up?
と話しかけてきたら、あなたは何と答えますか?
あいさつのやりとりでつまづくと、そこからなかなか話が発展しないものです。
結果、話す機会が失われ、自らのSpeaking力を向上させることができません。
もちろん、どのように答えたらよいか分からないときは、話しかけてきた相手に質問をすることも可能ですが、気楽に話しかけてきた相手に「どのように返答すべきか」とはなかなか尋ねにくいでしょう。
あいさつの決まり文句でどのように答えたらいいか分からないものに関して、後でネイティブスピーカー、ノンネイティブスピーカーに関わらず友人に聞いてもいいでしょう。
それをきっかけとして、楽しい会話になるかもしれません。
ただ現代はインターネットという便利なものがあります。
「How’s it going?」や「What’s up?」と「返答」や「返事」をキーワードとしてググれば、どのような返答があり得るのか簡単に分かります。
私のお勧めは、Youtubeで「英会話 How’s it going?」や「英会話 What’s up?」と検索すること。
いろいろな方々が、 How’s it going?やWhat’s up?に対してどのように返答したらよいかを教えてくれています。
そのうちのいくつかを見れば、How’s it going?やWhat’s up?と話しかけられた時の返答に困らなくなるでしょう。
(返答に少しの慣れが必要かもしれませんが)
何か他にも返答に困るような表現を言われた場合は、GoogleやYoutubeで検索してみましょう。
あいさつに限らず、話し相手の発言に対して、うまく答えられないと落ち込みますよね。
しかし、そのうまくいかなかった時を自分の会話力を向上させるよい機会と捉えて下さい。
うまく返答できなかった表現に対して、次回、なんとか返せるようになれば、話す力は確実に上がることになるのですから。
うまく話せないからといって話す機会を避けるのではなく、どんどん失敗しましょう。
留学期間は、自らの英語力を鍛えるために、積極的に数多くの失敗をすることが可能な期間であり、その貴重なチャンスを活かすべきです。
留学中の英語力アップ方法 〜 Speaking編、まだ続きます。
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