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3か月でスコアアップ その3

TOEFL iBT75点(Reading 19, Listening 17, Speaking 17, Writing 22)の人が、最終的に109点以上を目指すにはどのような計画を戦略的に立てるべきか。


いきなり水を差すようで申し訳ないのですが、


本当に
75点ってことでいいか?


ということから確認します。


例えば、直前
3回の本試験のスコアが


66
R 15, L 16, S 15, W 20

75 R 19, L 17, S 17, W 22

68 R 18, L 15, S 15, W 20


で、「私は
75点です」という場合、現在69R 18, L 16, S 15, W20)くらいと考えて、今後の計画を立てた方がいいでしょう。


わざわざこのようなことを言っているのは、


現在の自分の実力を見誤るとスコアアップの達成が遅れることになる


からです。


中には、直前
3回の本試験のスコアが


57
R 12, L 13, S 15, W 17

75 R 19, L 17, S 17, W 22

60 R 14, L 11, S 15, W20


という場合もあり得ます。


この場合、いろいろな要因があり得るでしょうが、おそらく
75点を取ったときはラッキーだった可能性が高いと思われます。


ラッキーでスコアがあがるのか?


もちろんラッキーでスコアが上がります。


問題が異なれば、当然
正解数・正解率も変わります。


長年
TOEFLを教えてきて、以外とこの事実に気づいていない(又は、気づこうとしない)方が多いように感じていましたので、あえて書きました。


自分の実力を判断する場合は、必ず複数回のスコアを並べ、ラッキーだったと思われる回のスコアは、割り引いて判断しましょう。


もし
1回しか受験したことがなければ、ETSによるオンライン模擬試験を早めに受験することをお勧めします。


TOEFL iBT Complete Practice Test (TOEFL Practice Online)


と、ここまでラッキーでスコアが上がることがあると書いてきましたが、見方を変えればアンラッキーでスコアが下がる場合もあります。


ですから、例えば
8月末までの受験でスコアが必要と言う場合、「8月は830日しか受けない」というのはお勧めできません。


なぜなら、たまたまその日の問題が自分に向いていないかもしれないからです。


目標スコアを取らなければならない期日の前に、必ず複数回受験しましょう。


本筋から脱線していると進まなくなりますので、
75点は現在の実力を正当に反映していると仮定します。

次回は、109点という目標スコアに関して書きます。

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