TOEFL Reading: 25と28の差は大きい?
先日ウェブトフルの受講生の方から
Reading 25点と28点以上の差は何でしょうか。
25点くらいなら頑張れば取れるように思えるのですが。
というようなご相談をいただきました。
Reading 24-25くらいで伸び悩む方も多いでしょうから、このブログ上でも回答することにします。
Reading 25と28では何が違うか?
それは正解率です。
当然といえば、当然の回答ですね。でも
Reading 25は75%くらいの正解率(全45問分中、10, 11問分間違いくらい)
一方
Reading 28は90%くらいの正解率(全45問分中、4, 5問分間違いくらい)
と、25と28の正解率の差は大きいのです。
例えば、皆さんが過去に受けられた様々な試験において、普段60点くらいだったのが、単に問題に恵まれたり、なんとなく選んだ選択肢が正解だったりといった理由で75点くらいになったことはあるはずです。
「自分は優等生でいつも高得点だったからそのような経験はない」という方でも、そんなラッキーな友人を見たことはあるでしょう。
いつもReadingは20(正解率 60%くらい)前後なのに、今回は特に準備をしていなかったにも関わらず25が取れたという方は「運がよかったかもしれない」と思っておいた方がいいでしょう。
しかし、それまでの取り組みを通してReadingの実力アップを実感されていたのであれば、そのスコアアップは実力の向上を反映している可能性が高いと言えます。
普段20くらいの人が対策をさほどせずに、28以上を取ることは滅多にありません。
どんな試験でも、いつも60点くらいの人が突然90点を取ったらびっくりしますよね。
自分が知らないところでかなり勉強していたはずと推測するはずです。
このように皆さんの経験からも、90%の正解率は幸運で取れるものではないことを分かっていただけるかと思います。
90%くらいの正解率 = 28点を取るには、高いレベルでのReading力(単語力、英文処理速度、文法力、解答力、背景知識等)が求められます。
Readingで25までたどりついたから28はもうすぐと安易に考えないほうがいいでしょう。
75%くらいの正解率を90%くらいにするために、さらに多くの問題集への取り組み等を通して、自らのReading力の向上に励みましょう。
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