103点獲得のご報告をいただきました!
Web TOEFL受講生のMさんから、103点獲得までの受験結果と各セクションの感想をいただきました。
Mさんは、今年2011年7月以降、以下の2コースを受講されました。
Reading Delta 18 Dayコース(2010年11月半ばから、2011年3月に受講期間延長)
Listening Delta 18 Dayコース(2011年4月初から、8月半ばに受講期間延長)
今回お知らせいただいた受験結果は、受験回数がかなり多かったため、半分ほどとのことです。
Mさんは「幼い頃に少しだけ海外経験」があるとのことで、Speakingは比較的高めのスコアが獲得できています。
そのような方は英語を使うことには慣れているものの、アカデミックな内容の英文から情報を正確に読み取ることに苦労される方が多いと言えます。
Mさんもそのタイプに当てはまり、2010年はReadingで20点台が出ていませんでした。
TOEFL iBTのReadingは、不正解の数がそれなりに多くても、そこそこの点数になります。
Reading、Listeningの正解数とスコアの関係(2011年6月5日)
目標スコアが何点かにもよりますが、Readingは稼いでおきたいセクションです。
以下、Mさんからいただいた受験結果と各セクションの感想を掲載させていただきます。
Mさんが自分に言い聞かせた
「勉強してる限りは学力は落ちないし、止めたら伸びるわけがない」
は伸び悩んでいる方々へのエールになるはずです。
Mさん、いただいたご報告にわざわざ追加して感想を書いていただき、ありがとうございました。
心より感謝申し上げます。
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Reading Delta & Listening Deltaを受講させて頂きました、Mと申します。
先日やっと103点(R26 L27 S23 W27 T103)を出すことが出来、ひとまずTOEFL対策を卒業することが出来ました。
はじめたばかりのころは、衝撃的なR8点など全くreadingが出来ず苦労しましたが、最終的には各セクションごとの最高点はR28 L27 S26 W29となりました☆
以下お恥ずかしいですが、受験結果の推移です。
2010年
8月14日 R14 L15 S17 W18 T64
10月23日 R8 L18 S18 W21 T67
12月4日 R17 L20 S18 W21 T74
2011年
1月22日 R20 L19 S18 W22 T79
4月23日 R21 L26 S22 W20 T89
5月28日 R25 L22 S24 W21 T92
7月9日 R24 L26 S23 W25 T98
8月13日 R18 L24 S26 W22 T90
8月14日 R28 L22 S22 W21 T93
9月24日 R19 L22 S24 W27 T92
10月16日 R23 L26 S24 W25 T98
10月20日 R26 L27 S23 W27 T103
10月30日 R22 L23 S23 W29 T97
以下各セクションの個人的な感想です。
<Reading>
幼い頃に少しだけ海外経験があり、特にリーディングは今まで「なんとなく」感覚的に解いてきた部分が大きかったので、大学院生になって初めて単語帳を作り、高校・大学受験よりも真面目に取り組んだ気がします。
TOEFLは問題のトピックにより出来が左右することもありますが、慣れない内容だとしても、先生のご指導通り、問題のタイプを迅速に見分け解法に従って説くことが大変役立ちました。
問題文の総意がわからなかったり、意味の分かりづらい文章があると、不安になり何度も読みなおして完璧に理解したい気持ちに駆られますが、問題を解くことを最優先し、とにかく解法に従うことを心がけました。
自分で「この1文のここの部分が答えだ!」と自信を持ちながら日頃から学習を続けると、本番でも自信がつき、早く解答出来るようになりました。
<Listening>
リスニングは、先生のご指導通りメモする量をかなり抑え、なるべく頭の中で映像化して聞くように心がけました。
質問内容が意表をついた質問で全く記憶にない場合はその場で考えていても大体出てきません。
そんな時は慌てず、そして早く次の1問=1点を確実に取ることを心がけました。
特にConversation問題の「次に生徒は何をするか?」という問題や、Lectureの「なぜこの例を用いたか」などという全体的な質問は頻出ですので、特に注意しました。
SpeakingとWritingは受講するチャンスがありませんでしたので、私の個人的な意見ではありますが、以下少しまとめさせて頂きます。
<Speaking>
Speakingは唯一自信があったものの、普段の会話とはまた異なり、そのうえ緊張状態にあったためか、思いのほか苦労しました。
まずすぐ出来る方法としては単純ですが、声のトーンアップがポイントだと思います。
私は普段ハスキーボイスで、自分の声を録音した際に聞きにくいことに驚き、試験のときはアナウンサー気取りで高めの声で聞こえやすく、はっきりと話すことを心がけました。
(PCの横にかわいい犬のついたハンカチを置いて、話しかけるようにしてましたw)
トーンアップに加え、シンプルな内容ながらも、難しめな文法をちょこちょこ取り入れはじめたところ、点が伸びました。
<Writing>
WritingはIndependentは450~500字も目標に書きました。
もっとも気を付けたのは文法などのケアレスミスです。
見直し時間を5分とるようになったあたりから点数が安定してきました。
TOEFLをやっていて、「海外経験が少しでもあると楽だよね!」と言われることもあったのですが、結果として純ドメでも海外生活が少しあっても(バリバリ帰国子女の方はまた別でしょうが)、TOEFLはどのみち苦労する試験だと思いました。
それはTOEICや日頃の英会話だけではカバーできない、限られた時間内でのテクニカルな問題が多いためであり、それは訓練しないと誰も解けないからだと思います。
2011年7月に98点が出てから、なかなか得点を更新できずくやしい時期を過ごしました。
でも、点数も80点台多発していると、85点、85点多発が1ヶ月続くと90点・・・と、近い点数を数回とっていると次の月には点数が必ず上がり、それがまた喜びでもありました。
今は出願essayなどの準備で追われていますが、requiredの点数を超えていることが(だいたい100以上なので)かなり精神的にも安定につながり、効率よく出願準備を迎えられています。
切羽詰っていたので、友人の結婚式先のハワイや、留学希望学校訪問先のNYでもTOEFLを受けました!
ハワイの試験会場はコミュニティーカレッジで、冷房がかなりきつく、ヘッドセットも借りられないので、あまりいい環境ではありませんでした。
またNYのJamaicaの先の英会話学校で受けた時は、インターネットがダウンしてしまい3時間くらい待たされました。
試験監督員が部屋におらずメモ用紙交換の時は、外に出なければならなかったので、かなりのタイムロスでした。
やはり日本のテストセンターは施設・環境ともにとても良いと思いました。
今まで相当数御茶ノ水や横浜テストセンターで受験してきましたが、試しに1度受けてみた大崎テストセンターが意外にも私にとっては一番よい環境でした。
直営テストセンターだと、監督員の方が動き回ったり、寒すぎたり等で集中できないことがありましたが、大崎ではそのようなことはありませんでした。
私の場合、すんなり得点が上がらなかったり、各セクションでは目標点に達していてもトータルで点数がそろわない等、精神的にも追いつめられていた時期もありましたが、「勉強してる限りは学力は落ちないし、止めたら伸びるわけがない」と言い聞かせていました。
そして案外「もういいやー!なるようになれ!」と思った時のほうが点が出やすかったので、多少のリラックスも必要だと思いました。
私の体験談が皆様の受験の少しでも参考になれば幸いです。
M
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