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TOEIC800強、TOEFL100以上を獲得したい。どう対策したらいい?

先日、ウェブトフルのListening Delta 18Dayコースの受講を開始されたばかりの方から、以下のようなご相談をいただきました。

 

TOEIC 800強。来年の秋までにTOEFL 100以上を獲得したい。そのためにまずは80以上を目指したい。


実際にいただいたご相談の内容はもっと詳細なものですが、ここではよくあるケースとして、このような場合、どのように対策すべきと私が考えるかをまとめることにします。
現在、同じような状況の方もいらっしゃるでしょうし、また先々、同じようなご相談をいただいたときに、この記事のリンクを送った上でその方特有な部分の話をすればよくなるので。

 

TOEIC 800強だと、あまり対策をしないでTOEFLを受験した場合、60点代のスコアを取る可能性が高いと言えます。

 

TOEIC何点だとTOEFLで何点取れる?(2011年6月21日)


「必ず60点台になる!」ということではありません。
50点台の人もいれば、70点台を取る人もいます。
しかし、60点台のスコアになる人が「多い」というのが、これまで何千人という方々を見てきての経験的な判断です。

 

ここでは「TOEFL 60点台を取るだけの英語力がある」というところからのスタートと想定します。

ただ、TOEFL本試験をまだ受けていないという方は、できるだけ早めに一度試験を受けられることをお勧めします。

 

これからTOEFL対策を始めるつもりだけど、まず本試験を一度受験したほうがいいか?(2014年1月19日)


TOEFL 60点台だと、Readingは10点台後半、Listeningは10点台前半か後半という場合が多いと言えます。

まずはReading、Listeningを向上させるべき。
当初の目標としてはReading 23-24、Listening 21-22など、RL合計で45以上を狙いたいところ。

「とりあえず80以上を達成としたい」ということは気にする必要はありません。
RL合計で45以上が取れるなら、Speaking 15(2平均)、Writing 20(3平均)くらいがあれば、80以上になりますし。
また4セクション全てを同時に進めると、どのセクションの対策も手薄になり、成果が出にくくなる恐れがあります。

 

一般的には、Listeningから始めるのがいいでしょう。
ReadingよりもListeningの方をより苦手としている人が多く、Listeningはスコアアップに時間がかかることが多いからです。

 

それらの理由により、Readingの方が苦手という方以外は、Listening Deltaコースの受講から始めることをお勧めしています。
(以下、ウェブトフルのListeningコースが提供するものに関して)

 

「Listeningコース受講」と「教材独学」との違いについて。「Listening学習法」に関しても。(2014年10月22日)


ではListening Delta 18Dayコースの受講が終わった後は、どうしたらよいのか。

目標スコアが100なら、Reading 28, Listening 27, Speaking 20, Writing 25あたりが目標になります。
(R 28は4, 5問間違いくらい[90%くらいの正解率]、L 27は3問間違いくらい[90%くらいの正解率]、S 20は3が4つで残りが2、W 25は4平均)

Listening 10点台の人が、Listening Deltaコースの受講が終わったら、Listeningで27くらいに到達するということではありません。
コースの受講によって上がるのは数点くらい。
(もちろんもっと上がる方もいらっしゃいますが、数点上げるのがどれだけ大変かというのはTOEFL対策を行ったことがある人なら分かりますよね)
コースで学んだ解法や学習法を実践しながら、引き続き、Listening対策の継続が必要です。

 

Listening 10点台からのスタートの人であれば、コース受講後、Listening Delta教材の復習に取り組むことをお勧めします。
もう一度最初から問題を聞き、「聞き取れない」「理解できない」ところがあれば、学習法を実践の上、改めてすべての問題を「表現が聞き取れ、意味が分かる」ようにしましょう。
どのように取り組むべきかはコースの中で提示していますが、個人的に相談したいという受講生の方、ご遠慮は不要です。

 

そして、Listening Delta教材の復習に取り組みながら、Reading Delta 18Dayコースを受講されることをお勧めします。
Reading対策を通しての「単語力」「論理力」「解答力」「背景知識」の向上が、Listeningのスコアアップにも有効です。

 

Listening DeltaコースとReading Deltaコースを並行しての受講は、学習時間の余裕のある方のみお勧めします。
それでもListening 10点台からのスタートであれば、まずはListening Deltaコースの取り組みに集中し、コースを半分くらい進めた後に、Reading Deltaコースとの並行受講に移るのがいいでしょう。

 

Listening Delta教材の復習が終わったら、Listening Official Guide 8Day演習コースに取り組まれるのがベストです。
OGコースでは、Deltaコースで学んだ解法を、今度は本試験レベルの難易度の問題に対して適用しながら磨くことができます。
また引き続き、学習法を実践することによって、基盤としてのListening力を更に高められます。
すでにOGには取り組み済みという場合でも、OGコース受講から学べるものは少なくないはずです。

 

OGコースでは、Official Guide教材(青い表紙)だけではなく、Official TOEFL iBT Tests(赤い表紙)TOEFL iBT Quick Prepの単語リストと単語テスト、質問Q&A、質問メール制度を提供しています。
Official Guideが終わっても、引き続き、多くの問題への取り組みをサポートしていきます。

Readingにおいても、上記のListeningの取り組みと同様の流れで進めていくことをお勧めします。

 

TOEFL 60点台くらいのスタートなら、まずはListening、Reading対策から始めましょう

とお伝えしました。
Speaking、Writingセクションには「聞いた内容」について話す、「読んで、聞いた内容」をまとめて話す、書くというIntegrated Tasksがあるので、Speaking、Writingに取り組む準備としても、Listening、Reading力を養っていたほうがいいと言えます。
またSpeaking、Writingはアウトプットの試験であり、使える表現の蓄積が大切になります。
TOEFL対策が長期化することによって「以前に覚えた表現の多くを忘れてしまった」となるのは避けたいところ。
Reading、Listening力を高めた後、Speaking、Writing対策を開始し、表現力を集中的に向上させるのがいいでしょう。

 

当初の目標としてはReading 23-24、Listening 21-22など、ReadingとListeningの合計で45以上を狙いたいところ。

と書きましたが、RL合計 45以上くらいのスコアが取れるだけのReading力、Listening力があれば、Speaking、Writing対策に移ったときに効果的に進められます。

ただ、人によって状況は異なり、45未満でもでSW対策に移った方が良い場合もあるので、ウェブトフル受講生の方は迷われたとき、遠慮なくメールでご相談下さい。

 

また
「ウェブトフルのコース受講を検討しているが、自分の場合、どのようなコースからスタートするのがよいか分からない」
という方は、お気軽に info [アットマーク] etestprep.com までメールを下さい。

 

SWにおいては、現在のスコアと目標スコアまでが最も遠いタスクからのコース受講をお勧めします。
例えば、WritingにおいてIntegrated Taskのスコアが3、Independent Taskが2、目標が25(4平均)ならば、WritingはIndependent対策のコースから受講しましょう。
Speakingの方がWritingよりも目標スコアまで遠いということならば、Speakingの中で最も苦手とするタスクのコースの受講から始めるのがいいでしょう。

 

最後に一言。
60点台くらいから100点以上の獲得を目指すのは大変なチャレンジになります。
目標到達まで1年くらい、またはそれ以上の期間がかかるのが通常です。
もちろん、目標スコア獲得までの期間は、日々確保できる学習時間やどのようにTOEFL対策を進めるかによって大きく変わります。
「なんとなく半年くらいTOEFLの勉強をすれば、100くらいになるのだろう」と考えてはいけません。

目標スコアを獲得された方々が実際にどのような苦労をされてきたのか、以下からご確認下さい。

 

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