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【改訂版】トフレ(WebTOEFL)のコースは留学中の英語力アップに有効か?

以下、過去に書いた記事を改訂したものです。

 

アメリカの大学院に留学中の元受講生の方から、過去に受講されたコースの再受講の依頼がありました。
トフレ(Web TOEFL)は、受講生の方々に着実にスコアアップを達成していただくため、すべてのコースの

 

「受講期間の延長・再受講を無料で提供」(つまりコースの受講期間は実質無期限)

 

していますので、留学中の方や留学期間を終えた方から、更に高い目標スコア獲得のために、過去に受講されたコースの再受講の依頼をいただくことがあります。

 

ところが今回再受講の依頼をいただいた方の目的は、TOEFLスコアアップではなく「留学生活で求められる英語力のアップ」。

しかし、留学生活において自分が期待していたほど上手く英語を使えていない現状改善のために、トフレのコースを一通り受け直すのは最適かとなると、そうではないと考えます。

 

トフレのコースは、トーフル試験でスコアアップ達成へのベストな授業・サポートを提供するために製作しました。

TOEFL iBT試験はキャンパス内でのコミュニケーションの様々な場面を分析した上で、そこで求められる英語力を測定するために作成されています。

よって、TOEFL iBTで高得点を取れるようになるとキャンパスで英語をより使えるようになるのは間違いありません。

 

ですが、留学生が「一般的に」求められる英語と、再受講の依頼をいただいた元受講生の方が向上させたいと思っている「個別の状況の」英語は同じではないはずです。
今同じような状況にいて落ち込んでいる留学生の方は、自分はどのような場面で英語をうまく使えていないかを分析しましょう。

 

・授業中、意見を求められるとき、思っていることがすぐに言葉に出てこない。
・教授の中で1人、方言が強く分かりにくい人がいる。
・仲良くなりつつあるネイティブのクラスメイトがいるが、共通に関心のあるトピックでもっと話したい。
・あるクラスでのReadingの課題がとても多く、毎回の授業までに読み終わるのが難しい。
・レポート提出前にWriting Centerでチェックをしてもらったが、冠詞の使い方に対する修正が多かった。
・ときどき自分が話していることが理解されない。母音の発音に難があるようだ。

 

など、自分が困っている・改善したい場面をできるだけ詳細に書き出した後、それぞれの場面に対して優先順位をつけ、自分にとって重要性の高いものから改善に努めるようにしましょう。

 

実際にコース内容が、個別の悩みに対して役に立つこともあるはずです。
例えば、先日メールでのご相談の中で、イントネーションの改善にListening DeltaコースのDay 7の「英語のリズム」の復習をお勧めしました。
冠詞の用法に関しては、InDependent Writing 4Dayコース、Day 4での冠詞実践問題と解説から学べるものがあるかと思います。

 

自分が上達させたい・改善したい能力を明確化し、現状を打破するには何にどう取り組むべきか定めることによって、時間効果の高い学習が可能になります。

 

あと以下、今回のトピックに関連した一連の投稿です。ご参考まで。

 

» カテゴリー:留学前の英語学習法

 

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