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TOEFLスコア戦略:何点スタート、何点目標? [R 19, L 14, S 15, W 17 Total 65スタート、109以上目標] その3

TOEFLスコア戦略:何点スタート、何点目標? [R 19, L 14, S 15, W 17 Total 65スタート、109以上目標] その2(2017年10月29日)

 

の続きです。
「その2」では、65点スタートのような大幅スコアアップにより109以上の獲得を目指す場合

 

目標に到達できなかった場合のリスクを意識したいところ。
特に学習時間や学習期間が限られるなら、もっと低いスコアで留学・進学の実現という「落としどころ」を探る必要も。

 

とお伝えしました。

 

ということで、今後、109点獲得戦略を書くにあたって

 

A)落としどころとしてまず90以上の獲得を狙う場合

 

 

B)あくまでも目標は109以上。95や100というスコアでは意味がない場合

 

という2パターンそれぞれに対して書きます。

 

A)まずは90以上の獲得を狙う場合、目標スコア90の構成は

 

R 26, L 24, S 18, W 22 または R 24, L 23, S 18, W 25 あたり。

 

B)109以上なら、多くの方にとっては

 

R 29-30, L 28-29, S 23-24, W 28が目標。
(長期留学経験等によりSpeakingが得意で S 26-27獲得が狙えそうなのであれば、その分、RLの目標スコアを低くできます)

 

「R 19, L 14, S 15, W 17, Total 65スタートの方」にとっては、まずは90以上の獲得狙いであっても、109以上獲得のみが目標であっても、Reading、Listeningのインプットスキルから先に伸ばすことをお勧めします。

 

Speaking、Writingのアウトプットのスキル向上に先に取り組むことをお勧めしないのは

 

SWのIntegratedタスクでは、RLでの高い実力が求められる。
SWのアウトプット力向上のためには表現を覚えていくことが欠かせない。先にSWに取り組んで実力をアップさせても、その後 RL対策に移った際、SWから離れてしまうと、身につけた表現を忘れてしまいがち。

 

などが主な理由。
その他の理由は以下からご確認ください。

 

Speaking、Writing対策はReading、Listeningスコアアップに有効?(2015年11月28日)

 

ということでお勧めは、基本的にはRL対策から始め、RLで大幅スコアアップを達成した後に、SW対策を始める流れになります。

 

RLスコアは、R 19、L 14からのスタート。
まず達成すべき目標としては R 23(+4)、L 19 (+5)あたりでしょうか。
Readingの方が上げ幅が小さいのは、スコアが上がるほどスコアアップがしにくくなるため。
ここはA、Bどちらのケースでも変わりません。

 

90以上獲得のためには、少なくともR 24、L 23を狙うということでしたが、スタートはR 19、L 14とListeningの方が苦手というパターンなので、今後のスコア進捗によっては最終的にR 26、L 22あたりが目標となるかもしれません。

「狙いは109以上のみ」というケースでも、中間目標を定め、まずはそこに向けて取り組んでいくことにより、モチベーション高く対策を継続しやすくなります。

 

中間目標としてのR 23、L 19を獲得しても、90以上獲得にはRLへの取り組み継続が求められます。
しかし、Readingの目標スコアは24-26であり、R 23ならあと少しなので、目標スコア獲得期限までの期間やその後の受験でのSWのスコアによっては、R対策の分量を減らし、L中心の対策を継続しながらもWかSの対策を開始するという手もあります。

 

このあたりの判断は

 

過去のスコア
TOEFL対策を行ってきた期間
普段、TOEFL対策に費やす学習時間
目標スコア獲得までの期限
目標スコア獲得を目指す時期
これまでどのようなTOEFL対策を行ってきたか

 

などに基づいて、その後に設定する中間目標のスコアを変更したり、その時点で取り組むべきセクションへの時間配分を変えていくことになります。

 

ただ、まずはReading 23、Listening 19獲得に向けての対策に集中すべきです。
このあたりのスコアが取れなければ、TOEFL 90以上に到達することはないので。

 

またより細かくは、Listeningは14とReading 19と比べ5点もの差があるので、学習時間が限られているという方は、当分の間 Listening対策のみに集中することをお勧めします。
Listening対策がかなり進んでから、またはListening取り組みの成果が出てから、Reading対策を開始し、RL対策を並行しましょう。

 

その間は、RLのみの実力アップの確認ができればいいので、本試験を受けなくても結構です。

 


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途中経過のRL実力判定にはこちらを活用しましょう。
TPOは過去に本試験で使われた問題が使用されているので、こちらで十分に正確な実力判定ができます。

 

とここまで、A「まずは90, 95, 100を目指す」とB「狙いは109以上のみ」と2パターンに分けながらも、やるべきこととしては同じでした。

 

では、AとBで対策がどのように変わるか関しては「その4」で。

 

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