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【2019年最新版】TOEFL本試験をどのくらいの頻度で受けたらいい?

2019.11.14

オンラインTOEFL iBT対策コースの受講生の方から以下の内容のご質問をいただきました。

 

ブログの 高得点獲得者の報告を読んでいると、毎月、TOEFL本試験を受験しているようだ。
試験に慣れるために毎月受験すべきか。

 

「目標スコアを獲得するためにどのくらいの頻度で本試験を受験すべきか?」

 

という疑問はTOEFL対策を行っている方のほとんどが考えることでしょう。
今回はこの疑問に対してお答えます。

 

本試験受験にあたって何のために受けるかを明確にしていないと、受験料 235米ドル(今のレートだと2万5千円以上)を十分に活かせなくなります。

 

TOEFL iBT試験の受験の目的は以下の3つに分けられます。

 

1.初めて受験し、本試験がどのようなものか、またTOEFLにおける自分の実力を知る
2.TOEFL対策による自分の実力の成長を確認する
3.目標スコア獲得を狙う

 

ではこの3つそれぞれに対して説明します。

 

 1.初めて受験し、本試験がどのようなものか、またTOEFLにおける自分の実力を知る

 

TOEICスコアが800点、TOEFLで100以上獲得を狙う方がいたとしましょう。

TOEICで800点だと一般的には「英語がかなりできる人」認定されますが、TOEFLではだいたい60点くらいと予測されます。

 

» TOEIC何点だとTOEFLで何点取れる?

» TOEIC何点だとTOEFLで何点取れる?(続き)

 

ただこの「60点くらい」は予測値であり、実際のところはより高かったり、低かったりします。
例えば、TOEIC対策をかなり行った結果、800点を取れたという方の場合、TOEIC問題以外の内容に対する英語理解度は低かったりするので、そのような方は50点くらいにとどまることがあります。

 

よって、TOEFL対策を始めるにあたって、未受験ならできるだけ早めに本試験を受けて、TOEFLにおける実力を知ることが大切です。
何も対策していない状況で受けるのは避けたいというお気持ちは分かりますが、TOEFLにおける自分の立ち位置を確認すると、目標スコア獲得までどのくらい遠いのかが明確になり、結果、より効果的な対策ができるようになります。

また実際の試験がどのようなものであるか、受験環境も含めて実感することにより、現在の自分がどう変わらなければならないか把握できます。

 

とはいえ、2万5千円くらいかかるから本試験はまだ受けたくないという方もいらっしゃるかと思います。
その場合は、公式模試を受けましょう。模試なら3,000円ほどで済みます。

 

»  8月から始まる新形式のTOEFL試験、もう受けられます。公式模試ですが。

»  新TOEFLの形式にあった模試を受けたいなら

 

しかしながら模試の場合、Speaking、Writingは自動採点のため、本試験で取れるスコアとはズレる可能性があり、そこでの結果は参考程度と考えたほうがいいでしょう。
それでも本試験も模試も受けないよりは遥かによいTOEFL対策のスタートが切れます。

 

2.TOEFL対策による自分の実力の成長を確認する

 

例えば、現在60点くらいから100点獲得を目指すという場合、「一般的には」1年くらい、または1年以上に渡っての学習期間が必要です。
長期間に渡ってTOEFL対策を継続する場合、本試験受験は自分の実力成長を確認するよい機会になります。このような状況では、受験頻度は2ヶ月おきくらいで十分でしょう。

 

3ヶ月おきだとダメということでは決してありません。
しかし3ヶ月先だと、取り組みに対する緊張感が薄れ、日常生活において他のことを優先してしまう恐れがあると考え、2ヶ月おきをお勧めします。

 

とはいえ毎月の方がより集中してTOEFL対策を進められるという方もいらっしゃるでしょう。
ただ毎月の場合、当然、受験料がかさみますが。

 

3.目標スコア獲得を狙う

 

目標スコアを獲得できそうなほど実力が向上したら、多くの回数受験したいところ。

 

2019年7月末から、TOEFL試験は「12日間に1回」ではなく、「3日間に1回」受験できるようになりました。この受験のポリシーの変更により、TOEFLは毎週受験が可能に。

 

2020年の7, 8月なら、ひと月に4回も受けられます。

 

7月  4(土)  5(日) 11(土) 18(土) 25(土)  
8月  2(日)  8(土) 22(土) 23(日) 29(土) 30(日)

 

TOEFLは受験するたびにスコアが上下します。
「スコアが上がってやっと目標の100点を取った」という方が、次に試験を受けると、スコアが下がる場合がほとんど。
それは100点を取ったときは、それぞれのセクションで高めのスコアが運良くそろったから。
自分の実力の範囲で、それぞれのセクションで高めのスコアがそろって目標スコアを取るのがTOEFLにおけるゴール。

 

TOEFLのReading、Listening問題は不正解の問題数がひとつ増えるたびに1点スコアが下がる感じなので、例えば自信がなかった2問がたまたま正解したか、不正解になったかで2点スコアが上下します。

 

よって、1回の受験で目標スコアを獲得するという場合、それぞれのセクションで低めのスコアがでても目標スコアが獲得できるだけの英語力があるならそれでもいいのですが、「目標スコアに到達するのは、各セクションにおいて高めのスコアがそろった場合」という状況なら、何度か受験を予定した方がいいでしょう。
もちろん、1回目で運良く目標スコアが取れる方もいらっしゃいますが、よいサブスコアがなかなかそろわずに、何回も受験が求めれることもあったりします。

 

ということで、目標スコアを獲得するまでどのくらいの頻度でTOEFL本試験を受けたらよいかについて、一般的なお話をしましたが、トフレ受講生の方が迷う場合は、是非、メールでご相談ください。
その方の状況や学習の段階を踏まえて、どのくらいの頻度で受けたほうがよいかお伝えします。

 

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