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パッセージをちゃんと理解できていますか?

2010.03.28

ウェブトフルのListeningReadingコースでは、教材問題に関する質問への回答をまとめたものを、Q&Aとしてそれぞれのコースの受講画面から参照できるようになりました。

Q&A機能アップ完了(324日)

そのQ&Aに対して、2/213/13の試験でR2324L2321の受講生のTさんから以下のコメントをいただきました。

> 最近アップロードされたDELTAOGQAを読んで、

> 結構俺もいろんな個所で理解が曖昧なまま何気なく通り過ぎてきたな的な発見がありました。

> SWの勉強は毎日少しずつにとどめて、引き続きRLに集中して取り組みます。

> 一つ一つの文章、文法事項の理解の積み重ねと意味のわかる音を増やしていくことしか

> 結局道は無いのだなと感じております。

今回の投稿は「教材のパッセージをきちんと理解できているのか」に関して。

私がこのように書くのは、人によっては

「実際には分かっているつもりでも、ちゃんと意味が取れていない」

ということが多いであろうから。

もちろん「単語の意味を知らないから理解できない」なら辞書で単語を確認すれば、大概、解決します。

しかし、単語を確認するだけではパッセージを十分に理解できない場合があります。

理解が不十分であることに学習者自身が気づいていれば、不明な点を調べたり、質問したりすることができますが、認識がないままだと自分の実力の不足を埋め、Reading力を向上させることができません。

TOEFL iBT Readingでスコアが常に20台後半が取れている」

「大学受験において英文解釈は非常に得意であった」

「大学入試レベルの英文法はだいたい理解できている」

というような人は、英文が理解できない場合、単語力不足だけが問題であることが多いと言えます。

単語だけが弱いという方なら、様々な英文を多く読み、意味を知らない単語を確認していくことで、Reading力を上げていくことができます。

しかし、

Reading20点台前半以下」

「英文解釈・文法が苦手」

「しっかりと理解できないところがあってもなんとなく読み流してしまう」

Readingの問題集を1冊終えても、実力が上がった実感が持てない」

という方は、TOEFLレベルの難易度のReading PassageListening Lectureに対して、実は理解できていない、理解が不十分なままになっていることに自分自身が気づいていない恐れがあります。

私が常々、Reading対策として雑誌やニュースの英文ではなく、問題集の取り組みを勧める理由のひとつがここにあります。

パッセージに問題がついているReading問題集なら、問題の正解/不正解を通してパッセージの理解度を確認することができるからです。

(そもそもReadingの設問は、パッセージの理解を確認するものであり、皆さんに意地悪をして高スコアを出させないためのものではありません。)

問題に正解できないところは、理解が間違っている、または理解が不十分である可能性が高い。

問題集であれば、少なくとも設問を通してパッセージの理解度をチェックできます。

またReading10点台以下の方は、Listeningのアカデミックなレクチャーを、設問を通して理解することによって、ListeningだけではなくReadingの実力も向上させることができます。

問題を間違うということは、理解が十分ではないということ。

そして理解が足りなかったのは、単語力不足だけが理由だったのかを意識しましょう。

ウェブトフル受講生の皆さんで、これまで取り組んだ問題のパッセージをちゃんと理解できていなかったかもしれないと思う方は、すでに進めた範囲のQ&Aを参照して下さい。

Q&Aの説明から、実は自分の理解が浅かったというところが見つかるかもしれません。

すでに受講期間が過ぎてアクセスできなくなったがQ&Aを見たいという方は、info@etestprep.co.jpまで再受講希望を伝えるメールをいただければ、無料で再受講できるよう手配します。

(ウェブトフルのコースはすべて、「無料で」受講期間の延長・再受講が可能です)

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