【再掲】TOEFL Writing:表現力を高めるには
以下、過去記事の再掲です。
Writingの表現力を高めるには、「多くの英語表現に触れ、様々な表現を身につけること」と「間違った英語表現を指摘してもらい、正しいものを覚えること」が必要です。
間違った英語表現を指摘してもらうには添削が一番。
自分で書いた英文に不自然な表現や文法ミスがどれだけ入っているかは自分では気がつかないもの。
英文を書く力を上げたいのに
英文を書かない
書いた英文を優秀なネイティブスピーカー(またはWriting力の高い方)にチェックしてもらわない
のでは、自分のWriting力を高めるために、どこをどのように修正したらよいのか分からないままになってしまいます。
TOEFLでは、英語圏の大学で、大学生や大学院生として活躍できるだけのWriting力が求められます。表現や文法にミスが多いままではスコアアップは難しいでしょう。
また表現力が不足している方は、添削によってアウトプットをチェックしてもらった文を覚えるだけではなく、多くの良質なインプットを取り入れることが大切です。
添削で指摘・提示された表現以外で、TOEFL Writingスコアアップのためのベストなインプットは
TOEFL Writing問題に対するサンプルエッセイ。
TOEFLエッセイのサンプルなら、そこで覚えた表現をそのまま使える可能性が高く、最も実践的です。
または The Japan Times Alpha のような英語学習者向けに書かれた、しかし使われる表現の質の高いものを表現力アップのためのインプットとして活用してもいいでしょう。
Writing力を高めるためには、TOEFL WritingのサンプルエッセイやThe Japan Times Alphaの1つの記事をただ読むだけではなく、「音読」をしたり、音読の後に英文を見ないで、それまで読んだ箇所を繰り返す「復唱」をすることをお勧めします。
毎日20-30分、通勤途中や、歩きながら、またはお風呂の中で、黙読、音読、復唱をしましょう。
※ 「復唱」とは、1文、また長ければ1文の途中までを音読し、その後音読した箇所を何も見ないで繰り返す作業。1文を見ないで繰り返すためには、そこで使われている表現に慣れければならない。復唱出来るようにするために、必要に応じて黙読、音読を繰り返す。復唱を行うのは1文ずつであり、段落などのいくつもの文のまとまりを覚える「暗唱」とは異なる。
表現力アップは、長時間にわたる多量のインプットを取り入れることによって達成されるのが通常。
(皆さんの日本語力はそのようにして身につけましたよね)
しかし、そこまでの時間をかけられない外国語学習においては意識的に表現に接することが大切です。
良質の英文をただ読めばOKとするのではなく、音読、復唱といったより負荷の高い学習法を取り入れて表現を身につけることを心がけましょう。
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