Writingで20を取るためのIndependent Task戦略 ~ TOEFL iBTで80点を取るためのスコア戦略(その5)
前回の投稿では、Independent Taskのあるエッセイを読んでいただき、そのエッセイのスコアが何点になるのかを問題としました。
TOEFL iBTで80点を取るためのTOEFLスコア戦略(その4)[Writing]
まずは、気になるスコアからお伝えしましょう。
このエッセイのスコアは、2点です。
2点というスコアに関する注釈は、
「このエッセイでは、筆者の意図は分からなくはないものの、例示が不十分で、表現も問題アリ。第2段落は、言いたいことを少しだけうまく伝えてはいるが、表現は“standard English”には程遠い。」
と極めて辛口なコメントとなっています。
(かなり意訳しています)
とまあ、かなりキビシメの評価ではありながら、2点はもらえ、4人の採点官(Integrated 2人、Independent 2人)の
スコア平均が2点なら、Writingのスコアは14点
になります。
ちなみに2点の評価基準(これも超意訳)は、
<2点のレベルのエッセイは以下のひとつ、またはいくつかの特徴を持つ>
トピックに対する回答の展開が不十分
構成やアイディアのつながりが不適当
例示、説明、詳細が不適切か不十分
表現自体や表現の形式の多くが不適切
文構造や用法のエラーが多い
と、全否定されたような評価基準になっています。
しかし、それでも2点、Writing全体では14点になります。
と、ここで気になるのが1点の評価基準かもしれません。
1点の評価基準(超意訳)は、
構造や展開が全然だめ
詳細がほんの少し以下か、お題と関係ないものになっている
お題に対して答えているか理解しにくい
文構造や用法のエラーが頻繁で深刻
(0点の評価基準は「お題の単なるコピー」、「お題とはまったく関係のないことを書いている」、「英語以外の言語で書いている」、「書いていない」なので、試験をちゃんと受けようという気のある人は0点を取ることはありません)
以下、1点のサンプル(Independent Task、出典は前回と同じ)です。
yes, the truth is the most important in a relationship because each person hope that the people that love talk with the true.
The sentimental relationship need building on truth yet that without this dead.
The truth for bad or hard is better that thousand of lied that i feel better.
51 words
注釈: 展開がなく、ほとんど意味不明。
以前に、目標スコアが60くらいなら、Writingは14で良く、「Writingの14は非常に取りやすいスコア」と書きました。
61以上のスコアを目指している方、いかがでしょうか。
英語は苦手という方でも、上記の「スコア1」のエッセイよりは、より良いものを書けませんか?
また、80以上を目指している方。
Writingの20は比較的取りやすい
のです。
なぜなら、前回の、言いたいことが極めて分かりにくい、またつづりミスや文法ミスの多い2点のエッセイサンプルよりも、ちょっとだけ良いエッセイが書ければ、3点になるからです。
Writingで20を取る(トータルで80を取る)話、まだ続けます。
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