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スコア差替による大学院合格の報告をいただきました

eラーニングでのオンラインTOEFL iBT対策コース “Web TOEFL” 受講生のYさんから、大学院合格と合格の決め手になったスコアの差し替えの詳細なやり取りの報告をいただきました。


Yさんが受講されたのは以下の8コース。


Listening Delta 18 Dayコース(2011年6月半ばから)[12月に再受講]

Reading Delta 18 Dayコース(2011年6月末から)[12月に再受講]
Integrated Writing 4 Dayコース(2011年8月末から)
Reading Official Guide 8 Day演習コース(2011年9月初から)
Integrated Writing添削コース Set 1(2011年9月初から)
Listening Official Guide 8 Day演習コース(2011年9月初から)
Independent Writing添削コース Set 1(2011年9月初から)
Independent Writing添削コース Set 2(2011年9月半ばから)


以下は、いただいた合格報告メールを、学校名や学校を特定される恐れのある選考方法などを明かさない形でYさん自身に書き直していただいたものです。Yさんが経験したスコア差し替えのプロセスは、今後出願される多くの方々にとって貴重な情報になるはずです。


Yさんは私からのお願いに対して、TOEFL受験者の方々の役に立てるようにと、わざわざ時間をかけてブログ掲載用に書きなおしてくださいました。

Yさん、改めて心より御礼申し上げます。


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受講生のYです。

サラリーマンをやりながら、社会科学系の大学院に留学すべくウェブトフルを受講しました。
土壇場でのスコア差し替えの効果など、みなさんのお役に立てる情報があるかもしれませんので、経緯をご報告します。
リスニングの教室に少しだけ通った以外、ほぼ独学の状態で、最初の2回のTOEFLを受けました。
スコアの伸びが悪く、6月下旬にウェブトフルの受講を始めました。
以下がスコアの履歴です。


2010年10月 9日 R13 L11 S10 W14 計48

2011年 6月19日 R21 L23 S14 W18 計76
2011年 9月24日 R24 L19 S17 W24 計84
2011年10月22日 R23 L15 S17 W20 計75
2011年11月12日 R20 L20 S18 W22 計80
2011年11月13日    R29    L25 S18 W21    計93(提出スコア)
2011年11月20日 R25 L17 S19 W25 計86
2011年12月10日 R23 L15    S20    W28 計86
2011年12月11日 R22 L21 S18    W28 計89
2011年12月18日 R24 L23 S18 W27 計92
2012年 1月 8日 R23 L23    S20 W27    計93
2012年 1月14日 R24 L24 S19 W25 計92
2012年 2月 5日    R28 L23    S20 W22 計93
2012年 2月11日 R26    L27 S18 W25    計96(差し替えスコア)


1月5~15日の間に5校に出願。

いずれも「3月半ばまでに合否を通知する」と言われていました。
このため「選考に間に合うのは1月前半に受験したスコアまでだろう」と判断。最高点93点しか出ず、不本意ではありましたが、1月14日受験分をもって「TOEFL終了宣言」をしました。
しかし葛山先生から「2月受験でも間に合うかもしれない。可能性が少しでもある限り諦めるな」と活を入れられ、2月に2度受験。2月11日受験分で96点を取り、自己ベストを更新しました。


96点のスコアリポートがウェブ上で閲覧可能になったのが2月23日です。

すぐに各校にスコア差し替えのメールを送りました。
5校中2校は「間に合わない」と却下、1校は「差し替えはできないが、選考委員会が閲覧できるように記録を登録することはできる」と言い、もう1校は「他に何かあれば言って下さい」とメール受領の連絡をくれました。
間に合うところにはOfficial Score Reportの送付手続きをしました。


残る1校ですが、実は前日の2月22日に「あなたに興味があるが、TOEFLのSpeakingとWritingのスコアが足りない(提出済みのスコアはR29, L25, S18, W21, Total93)。1ヶ月以内に再受験できるか」というメールが入試事務局から来ていました。

このときは「合計点は93で同じだが、Sで20、Wで27だった回がある」と返事をし、1月8日分のスコア(R23, L23, S20, W27, Total93)を伝え 、さらに翌23日、96点で自己ベストを更新した旨を伝えました。
すると数日後、①S20,W27の回②96点を出した直近の回、のRegistration Numberを伝えるよう言われました。
回答して間もなく「S20は正直言って不十分だが、選考委員会が改めて協議した結果、更新されたスコアなどに基づき合格を出す」というメールが届きました(大学側は受験者のRegistration Numberでスコアを照会できるようです)。
結局、合格はこの1校のみ、残り4校は全滅でした。


受験を終え、改めてTOEFLスコアの重要性を痛感しています。

大学院受験の場合、多くの学校で最低100点を要求しています。
過去の例などを見ると、確かに100点に数点届かなくても合格している例はありますが、あくまで特例措置のはずです(今回の私の例のような)。


100点を超えて初めて、他の受験生と同じ土俵に乗ることができるのだと思います。

その意味で、私のTOEFL受験は失敗だったと言わざるをえません。
100点到達には、少なくともあと数ヶ月、勉強が必要でした。
にもかかわらず、勉強開始以来ずっと「願書提出までに100点に届くだろう」という根拠のない楽観を抱き続けていました。
決して手を抜いたつもりはありませんが、100点の壁は想像以上に高いということを肝に銘じるべきでした。
合格をくれた1校は、ある意味で私の伸びしろに賭けてくれたのだと思っています。
期待を裏切らぬよう、今まで以上に気合いを入れて勉強に励み、留学に備えるつもりです。


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Yさんは5校出願し、第2志望の大学院に合格されました。最後まであきらめなかった取り組みが、合格という結果をもたらしました。


合格はTOEFLなどの試験のスコアだけで勝ち取れるわけではありません。しかしYさんのケースのように、TOEFLスコアは合否の決め手になる大きな要素の1つです。


Yさんは目標スコアである100点が取れなかったことから「その意味で、私のTOEFL受験は失敗だったと言わざるをえません。」と書かれていますが、私はそうは思いません。


スコアアップに対する見通しが甘かった部分はあったかもしれませんが、Yさんの真剣な取り組みが最終的に96というスコア獲得、そして合格につながったのは間違いありません。


TOEFLはスコアによって、人生が大きく左右される試験です。ほとんどのTOEFL受験者にとって、そのチャレンジは簡単なものではありません。Yさんからのご報告は改めて気合を入れ直す、よいキッカケになったのではないでしょうか。

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